1章ある街にて 2話 ページ3
「待て待て待て待て…(汗)」
一体ここはどこだ←
ここはどこ、私は誰…って、藤原Aだよ!←
あぁ…驚きすぎてテンションがおかしくなってる…
うん、これは夢だ。
そう、とってもリアルな夢。
きっともう一度寝たら、いつも通りの私の部屋で、
「Oh No!!←こんなにも寝すぎちゃった!!私ってば…てへぺろ(´>ω∂`)☆」
とでもやっているだろう。
うん、そうだ。
きっとそうだ。
…よし、寝よう←
「って、寝るんじゃないよ!!」←
「うわぁぁぁぁぁぁ」
誰だれ!?
知らないおばさんが睨んでる!?
ってか、いつ入ってきたの!?
あ、もしかして幽霊!?
って事は…一昨年死んじゃったお婆ちゃん!?
「いや、おかしいだろ!」
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
「うるさい!!今度は何なの!?」
「お婆ちゃん若返ったんだね…よかったよかった」
「だから、違ぇわ!!
誰が婆ァだオラ!!←」
「おばさん、キャラ崩壊してるよ←」
「…アンタ、誰のせいだと思ってんのよ」
.
m(_ _)mしばらくお待ちくださいm(_ _)m
ということで(?)、私はすっかり目が覚め、今の状況を把握できずにいた。
「えぇっと…私は、何故ここにいるんでしょう」
「…なんか、急に大人しくなったわね(汗)」
「あ、さっきは変なテンションでして…あはは」
「まぁ、いいけど…
貴女、昨日うちの前で倒れてたのよ。それを主人が見つけたのよ。
だから私がここに寝せてたの。
貴女何であんな所にいたの?」
「うぅんと…なんでだろう?」
「はぁ?」
いや、何でと言われましても、全く覚えのないことでして答えられないと言いますかなんと言いますか…
「…とりあえず、ありがとうございます」
「え?←
あぁ、どういたしまして。
って、理由になってないんだけど。」
「ですよね←」
と言っても、返す言葉がないわけで。
「実は…記憶がなくて、私自身、本当に何やってたんだか…」
「そうなの!?
…大丈夫?お医者さん呼ぼうか?」
「いえいえ!
身体はこのとおり全然元気なので!」
「でも、これからどうするのよ。
行くあてあるの?」
「あぁ、はい、まぁ、ある様な無いような…」
「無いのね←」
おばさんは、はぁ…と大きなため息をついた。
「とりあえず、私達これからお昼だから、一緒に食べる?」
そう言った途端に、私のお腹がぐうぅ…となった。
…そういえば、めちゃくちゃお腹が減っている…
そんな私を見て、食べるみたいねっと言ってフフッと笑った。
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作者名:樹乃 | 作成日時:2016年10月3日 17時