プロローグ ページ1
・
『っしゃ、ようやく手に入れたぜ、SV!さっさと帰ってやるぞ〜』
高校生もようやく慣れてきた二年生。
受験うんぬんは頭から消し去りながら、ようやく手に入れたポケモンの新作、SVのスカーレットを手にわたしはひたすら急いで家を目指す。
はやくはやく、急ぐわたしは足元なんて見ていなくて、開いていたマンホールに落ちた。普通に、落ちた。
声出す暇無く体勢は崩れ、打ちどころが悪いのか頭にくる大きな衝撃。遠のく意識。まずい、これ死んだ。
嘘だろ、笑えん。マンホールて。トラックに轢かれて〜とかでしょ普通。
くっそ、ポケモン、やりたかったなあ。最後、わたしの手にあるのはやはりポケモン。
物心ついた時には既に兄からゲーム機を奪い取ってポケモンしてたんだ、やっぱりポケモンはやりたかった。
まあ目が覚めたときにゃ幼女だったんですけどねー。
なんだこれ、ちっちゃいな手、かわいすぎるだろ。
そうそう、この話もしなくちゃだ。わたしの周りには、もちろんと言うべきか、ポケモンで溢れていた。
わたしの隣にも当然のようにホシガリスがいる。ぅえかわいい。
マンホールでも、転生ってできるんだ。
とりあえず、ポケモン好きな前世の知識生かして、ここ、パルデアのチャンピオンになろうと思う。
「A、アオイを起こしてきてくれる?」
『はあい』
ひとまず朝ごはん食べようか。
───────────────────
《A》
▶6,7歳ほど
▶転生済、前世持ち
▶なぜかアオイ家に居候している
▶目標はパルデアチャンピオン
▶野生のポケモン図鑑並にポケモンに詳しいが、パルデアには新ポケモンが多くてわからないことも多め
▶幼女。まじでただの幼女。
▶自分の可愛さで世界救おうとか考えてる
▶ちゃんとかわいい
《アオイ》
▶今作、ポケモンSVの主人公
▶妹みたいな子、Aと暮らしている
▶相棒はホゲータになる予定
▶Aに対してはわりと過保護
▶サンドイッチの上のパンは乗せないに決まっている
・
132人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ううぴょり - アオイちゃんの説明文にサンドウィッチの上パンについて書かれていて声出して笑いました…(時間を考えろ)陰ながら応援させていただきます! (12月30日 2時) (レス) @page1 id: 9084d4f4e7 (このIDを非表示/違反報告)
鍵ポスト - 文才の高さが伺える文の作りが凄く好きです…。やっぱり幼女はかわいいですね……。更新頑張ってください…!応援してます…! (12月29日 0時) (レス) id: 99494c38e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らて | 作成日時:2023年12月27日 17時