commotion9 ページ10
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「桜香ー綾瀬桜香ー!」
「…」
約束通り、彼は迎えに来た。
…大声で私を呼びながら。
周りの女子たちの視線が痛い。
「大声じゃなくても、見ただけで分かるよ。」
「いいじゃん。俺が呼びたいだけなんだから。」
和臣くんは、私が照れるようなことばかり言う。
「やめて。」
「いーじゃん。…そんなとこもそっくりだな。」
最後の台詞は、あえて聞かないようにした。
胸が抉られそう。
「そういえば、集合のことだけど。」
「うん。」
和臣くんが、真面目な顔で話し出す。
「俺、探偵チーム組んでるんだ。
今度見学に来ない?
メンバーは、
上杉、黒木、小塚、美門、立花、七鬼。」
メンバー…立花さんもいるんだ…。
仕方ないよね、好きになるのも…。
「皆個性的だね?」
「だろ?最高のチームだぜ。」
それから、11時ぐらいまでそれの話をしていた。
立花がーとか、上杉がさーとか…。
立花、その名前を言う度に笑顔が溢れる彼。
分かりやすすぎるよ…
人が傷付くのも知らずに。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:エイミー | 作成日時:2016年9月12日 8時