【歌IいI手】バンド、始めてみませんか？

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1分も間はなかったと思う、沈黙を破ったのは相川


ま「…だって、向こうだって未だに壁があるんだよ、そりゃ僕らだって」


でも、多分、天宮がイライラしてる相手はその相川で


天「だからって、僕らも壁作ってたら向こうが歩み寄ってきてくれた時に受け止めることできないじゃん、そうじゃないでしょ」



…天宮


天「桐原さん…、Aが、心を開いてくれた時、僕らの準備が出来てなかったら意味無いじゃん」



そ「…」

ま「…天月くん」





歌「この話はもう終わり」


ま「かしたろさ」


歌「みんな興奮状態でこのあと論争になりかねないのに翔太は譲る気配もないし、真冬も彼方もまだ張り合ってるところあるからだーめ」



"あと"






歌「…桐原さん、そこにいるでしょ？ずーっとお盆持ったまま」


急に足音が聞こえたと思ったら、目の前の扉が開き、正面には伊東



歌「ごめんね？完全にタイミング見失ってたよね、足音聞こえてたけど立ち止まったっぽかったからいるのかなあって」


「…あたり」




ほんとに、周りを見る目はピカイチだよ


いつでも冷静、この4人になくてはならない存在


不思議な雰囲気だけど、頼れる



「…あんま、私のことで悩ませたくないんだけどねー…」



こいつがいるから、この発言ができるんだろうなって

そう思った


天「ごめん、いると思わなくって」

「それは謝らなくていいよ、私が聞いたところで遅かれ早かれ、リアルに考えなければならないところなんだろうから」

ま「…」

「…暗い雰囲気好きじゃないから、ひとつお知らせ」


天「…なに？」




｢りんごタルトがあります、人の手作り料理が食べられる人で食べたい人は挙手｣


「「「「はい！！！！」」」」

「…やった」


距離感とか、そういう話は、近々するだろうから



もう少し、まってて



ま「あー！そらるさんおおきいのもっていかないでください！僕のです！」

天「うわめっちゃおいしい！」

歌「料理うまいんだね」

「一人暮らしみたいなもんだしなあ」

そ「中のクリーム何、作り方は、くっくぱ「あとでURL送るから！」よっしゃ」



こいつらは、賑やかな方がみてて落ち着く

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