１０９話 ページ10
学園長「それから、Aを一年生達の所に連れていってあげなさい。その時今の話をしておきなさい。この子を受け入れてくれた子達じゃから大丈夫じゃ。それに、この子が一番安心している場所じゃからな。」
学園長の言葉に仙蔵はAを受け取り、兵助と雷蔵、疾風たちと庵を出た。
庵を出て仙蔵は
仙蔵「そういえば、鉢屋と尾浜、竹谷は一年生の所にいるのだったな。」
兵助「はい、そうです。」
仙蔵「そうか。不破、先に行って盗み聞きしている三人を下に降ろしておいてくれ。
それから久々知は、昨日の六年生メンバーの残りを一年生達の所に連れてきてくれ。」
兵雷「わかりました。」
二人は返事をすると先に行った。
時間は遡り、Aと別れ庄左ヱ門と伊助の部屋に着いた一年生組は緊急会議を始めた。
庄左ヱ門「よし。これより第二回Aを守ろう緊急会議を始める！」
は組「お願いしまーす！」
庄左ヱ門「よろしく。ではまず、始めに今Aに好意があり過激なアピールをしているのは？」
虎三「伊賀崎先輩！」
庄左ヱ門「正解。」
きり丸「また、伊賀崎先輩やらかしたのか？」
庄左ヱ門「やらかしたどころか、先手を打たれAを奪われそうになった。」
喜三太「え！？」
しんべヱ「大丈夫だったの？」
庄左ヱ門「いや。僕たちが生物委員会の小屋で天使(A)が兎と戯れているのを見て癒されていると、毒男がやって来た。」
彦四郎「庄左ヱ門。伊賀崎先輩に失礼！」
庄左ヱ門「…伊賀崎先輩が来て真っ先にAのそばまで行きとんでもない発言を連発してくれやがったんだ！！」
乱太郎「庄ちゃんの口調が乱れた。」
金吾「スゴい発言だったの？」
庄左ヱ門「そうだよ！！子育ては任せてとか流石は僕の嫁って！！ぶっ飛んでるよ！」
団蔵「お付き合いもまだなのに早すぎる！」
庄左ヱ門「Aはまだ、誰にも上げない！」
は組「そうだ、そうだ！」
左吉「おい。話が脱線してないか？」
は組「は！」
庄左ヱ門「ｺﾞﾎﾝ。伊賀崎先輩の発言は置いといて。それからあったのが、ジュンコが白に挨拶したいからと言ってAに近づき背後からAを抱き込んだんだ！」
一平「うーん、話はあってるけど所々刺がある。」
庄左ヱ門「その時に僕たちは気づいた。いくら僕たちがAを守ろうとしても先輩方は僕たちの隙を見つけて掻い潜って行くって。」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
