108話 ページ9
襲撃犯1「お前を拐うのは、我々が密かにやっている研究を誰にも漏らさない為だ。
絶対記憶術があれば、研究結果や効果全てを書かなくてもお前さえいれば書く必要もなく危険な事が出来る。その為に我々、アクミ
襲撃犯2「おい、そろそろ来るぞ!」
チッ、もう来たか。まぁいい、大川A。本当ならこのまま拐って行こうかと思っていたが3年の猶予をやる。3年立てば再びお前を拐いにくる。」
お祖父様が近くに来た事を察した他の襲撃犯が知らせに来て去ろうとした時、蔵お祖父様に聞こえるように
襲撃犯1「お前の絶対記憶術を狙い襲撃した。」
そしてまた蔵お祖父様には聞こえないように
襲撃犯1「お前を再び拐いに来たとき、近くにいる奴は全て排除する。その事を胸に刻み付けておくことだな。」
A【襲撃犯はそう言い去って行きました。】
しばらく沈黙が続いた。
学園長「それが、真実か…」
A【はい。今まで黙っていてすみませんでした…】
学園長「Aや、すまなかった。」
A【!?何故お祖父様が謝るのです!!私が真実を話さなかったから今になっただけです!】
学園長「いや、お前が頼れる人がいなかった為今まで話さなかったのじゃろ?
確かに保護者は、わしがおるがいつも一緒には居れない。親族なら、おしげやわしの娘とおる。だがわしは、蔵之介の忘れ形見であるAをそばに置いておきたかったのじゃ。
今まで一人にしてすまなかった。」
学園長の思いを聞き、自分は大事にされていると知ったAはポロポロと泣き出した。
それを見た学園長はAのそばまで行くと抱き締めた。
A【っお祖父様!】
Aも学園長に抱きつき、さらに泣いた。
しばらくすると
シナ先生「…寝てしまいましたね。」
学園長「…そうじゃの。」
Aは親族の大人にすがり付くように泣くのは3年ぶりでもあったので泣きながら寝てしまった。
山田先生「学園長、どうされますか。」
学園長「そうじゃな、とにかく今は情報が必要じゃ。先生方お願いしてもよろしいか?」
先生方「はっ!」
学園長「それから上にいる、立花、久々知、不破。降りてきなさい。」
学園長の声に三人は降りてきた。
学園長「先程の話を、昨日Aの行動を見ていた者達にしなさい。状況によっては手伝って貰うこともあるだろうし、他の5、6年生に話して貰うことになる。」
仙兵雷「はっ!」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時