１１０話 ページ11
は組「！！」
伊助「確かに僕たちは一番下の学年だから、力も技術も足りない…」
庄左ヱ門「だから、先輩方の行動を利用しようと思う！」
いろは組「利用？」
庄左ヱ門「そう！伊賀崎先輩はいつもAと離れるとき何処かに口づけを落としていく。
Aも口づけされるのは恥ずかしいって言ってた。
さっき、鉢屋先輩が食堂で別れた時Aの頬に口づけをして、唇以外にする口づけに意味があるって話をされたんだ。」
庄左ヱ門は、その時の話をみんなにした。
伊助「だから、こっちにすぐ来なかったの？」
庄左ヱ門「うん。それで、僕はその話を利用しようと思ったんだ。」
兵太夫「どうやって？」
庄左ヱ門「Aにとってこの学園で一番気を許してるのは僕たちだと確信してる。その僕たちが頬に口づけすることに寄って挨拶だと教え込む。
それで、伊賀崎先輩が口づけをしてきても挨拶されてると思うことができ、伊賀崎先輩を意識することはなくなる！」
は組「おぉ！流石は庄左ヱ門！！」
いろ組「は組怖い…」
伝七「あ！でも、Aから挨拶で口づけしてきたら口づけしていいの？」
庄左ヱ門「うぅん…それなんだよね…でも僕たち以外に挨拶を返すのはスゴく、スゴく！嫌だけどいいよ。」
伏木蔵「スゴく二回も言ったね。」
孫次郎「本当に嫌なんだね。」
伝七『もしかすると、僕もAに口づけしてもらえるかもしれないって事だよね！』
兵太夫「不本意ながらそう言うことになるね。」
伝七「！？心を読むな！」
兵太夫「え〜。伝七、分かりやすいのに〜。でも、伝七だけ邪魔してAが不思議に思うといけないから許してあげる。」
伝七「上から目線なのが腹立つ！」
兵太夫「Aにバレないように邪魔しようか？」
伝七「ｳｸﾞｯ…邪魔しないで下さい…」
一平「伝七弱いね。」
彦四郎「それほど邪魔されたくなかったんでしょ。」
左吉「作法委員会一年生の上下関係が見えた。」
伝七「感想じゃなくて慰めろよ！同じ組だろ！！」
一平「慰めてほしかったの？」
彦四郎「はいはい。頑張ろうね。」
左吉「強く生きろ。」
伝七「お前達なんか嫌いだー！」ｳﾜｰ(泣)
兵太夫「伝七〜。あまりうるさいとカラクリ発動させるけど？」
兵太夫は横にぶら下がる紐を持って言った。
伝七「えぇ！？いつ、そんなの用意したんだよ！」
兵太夫「そこは色々あるんだよ！」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
