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キーンコーンカーンコーン




あの後、遅刻をギリギリで回避した私は自分の席に座り一息ついていた



予鈴のチャイムが鳴り、朝のHRが始まる



私の座っているのは窓側の後ろから二番目の席
俗に言う青春席という場所なんだろうが、私にそんな煌びやかな言葉は似合わない




万年ド陰キャである




この席はちょうど朝、マダラさんと出会った桜の木が見下ろせる場所だ




別に疑っているわけではないのだが朝、自分が見たものは現実だったのかと今更考える




そんな事をふと思い、
窓の外、つまりマダラさんがいるであろう桜の木の下をチラッと見る










_____あれ?





_______マダラさんいなくね?!?








ちょっとまってそんなハズは、
本当に全部幻だったのか…?




確かに話が終わったあと、マダラさんはもといた桜の木の方へ戻っていったハズだ
 



じゃあなぜいないのか、と言われれば
やはり私の夢か幻だったのかとしか思えない




あまりに退屈で平凡すぎる毎日を送ってるからって、そんな事あるか!?




どんだけ現実に飢えてるんだよ私!?











「おい」



という言葉と共に私の肩に手が置かれた






『うわぁぁぁぁぁ!?!?!!ええええぇ!?!!?!』


びっくりした勢いで椅子ごと後ろに倒れ、倒れたことで見えた手の主に私はさらに驚いてまた叫んだ







担「うるさいぞ!A!!」




『す、すみません!』




当たり前だが大声を出したことで担任である田中
通称、バーコードに怒られた


このあだ名は言わずもがな、彼の後頭部がお粗末なことからいつしかそう呼ばれるようになっていた






いや、!だって、!!




『マダラさん!?!』



担「だからうるさいぞ!A!!静かにせんか!」



『すみません、!!』



またしても怒られてしまった
私はなるべく動揺を隠すように椅子を起こし、座りなおす





マ「やかましい小娘だな」



『十中八九あなたのせいですよ、!』




小さい声ですぐそこにいるすべての元凶に訴えかけた

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マニ。(プロフ) - 夏目さん» ✉️。こっちもとても面白いです!何回も返事送って申し訳ないですがこれからもファンとして応援してます、ボードの返事もお待ちしています。夏目さん。😊 (11月25日 10時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - きくさぶなそれさん» キャラ達の掛け合いとかスピード感とか結構意識してるのでそう言って貰えてマジ嬉しいです‼‼‼ファンだなんて恐れ多い、!!!ありがとうございます!!!! (7月19日 16時) (レス) id: 72b96c777b (このIDを非表示/違反報告)
きくさぶなそれ(プロフ) - リズミカルでスピーディーな話の進み方がなんだか面白くて気付いたらこの作品のファンになってました!とてま面白いです!マダラさんと夢主ちゃんの掛け合いも漫才みたいで楽しいです!なによりツッコミの才能ピカイチの夢主ちゃんがおもしろ可愛いです!応援してます! (7月19日 15時) (レス) @page17 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏目 | 作者ホームページ:http://あか  
作成日時:2023年7月4日 22時

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