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マ「…フッ……やはりお前と話していると飽きないな、A」
『……褒め言葉として受け取っておきます』
マ「そうむくれるな、しかしまあゲーセンとやらは楽しみ
にしておくぞ」
『それは………楽しみにしておいてください』
そう言いながら本当に楽しそうに頬杖をついて笑うもんだからちょっと、いやかなりマダラさんはズルい人だと思う
『……ズルい』
マ「？何か言ったか？」
『いや別になんでもないですー時間も時間なんで帰ろうと思っただけですー』
マ「フッ、そろそろ機嫌を直せ
お前が勝手に勘違いしたんだろう？」
未だ挑発気味におちょくってくるマダラさんを横目に空き教室の扉に手をかける
ガラガラっと建付けの悪い音をさせ扉を開けると思ったより時間が経っていたのか廊下はシンと静まりかえっていた
『(委員会の人達も帰っちゃったのか)』
長めの玄関に続く廊下をマダラさんと並んで歩く
そういえば前にもこんなことあったな…と思い出す
なんだか最近はマダラさんのことばかり考えている気がする
隣を歩くマダラさんをチラッと見れば、その横顔は相変わらず整っている
マ「そんなに見るな、穴があく」
『っあ、っと…そ、そういえばマダラさん物は触れるんですね！桜の木とか将棋の駒とか！』
マ「人間はすり抜けるがな」
バレないように見ていたつもりがマダラさんにはバレバレだったようだ
盗み見ていた黒い目と急に目が合って内心焦り散らかした
いや内心だけでは済んでなかった気がする、
とっさに適当な話題を振ってみたはいいが多分なにも誤魔化せてない
というか人間はすり抜けるのか、
そうこうしている内にいつの間にか玄関に辿り着いていた
こうしてマダラさんに見送られるのはこれで何回目だろう、あと何回目あるのだろう……
なんせ彼はこの世の者ではないし、今自分が置かれている状況は目の前の人物の成仏の手伝いだ
よくよく考えると奇妙な関係だなと身に沁みて思う
マ「A、じゃあな」
マダラさんに名前を呼ばれる
こうやって名前を呼ばれるのも、名前を呼ばれ呼び止められるのも、あと何回あるんだろうとフッと考えてしまった
そんな考えを無理やり頭から振り払いマダラさんに振り向く
『また明日！！』
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マニ。(プロフ) - 夏目さん» ✉️。こっちもとても面白いです！何回も返事送って申し訳ないですがこれからもファンとして応援してます、ボードの返事もお待ちしています。夏目さん。😊 (11月25日 10時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - きくさぶなそれさん» キャラ達の掛け合いとかスピード感とか結構意識してるのでそう言って貰えてマジ嬉しいです‼‼‼ファンだなんて恐れ多い、！！！ありがとうございます！！！！ (7月19日 16時) (レス) id: 72b96c777b (このIDを非表示/違反報告)
きくさぶなそれ(プロフ) - リズミカルでスピーディーな話の進み方がなんだか面白くて気付いたらこの作品のファンになってました！とてま面白いです！マダラさんと夢主ちゃんの掛け合いも漫才みたいで楽しいです！なによりツッコミの才能ピカイチの夢主ちゃんがおもしろ可愛いです！応援してます！ (7月19日 15時) (レス) @page17 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)
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