クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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マ「俄然、欲しくなる」




マダラさんは頬杖をつき目を細めてそう言い放った





いやまてまてまて

状況が状況じゃなかったら割りと胸キュンなセリフなんだけどな！？！！



自分の身体がかかってるとなると恐怖の対象でしかない






『ほ、欲し…？えぇ？』





マ「だがその前に
　 "勝った方の言うことをなんでも1つきく"




　お前から提案してきたルールだ、忘れてないだろうな？」




『忘れてました』



マ「……」







そ、そうだったああああああああああ

どうする！？身体売られてその上にまだ私に要求することがあるのか！？この人！！


に、逃げられない……

このままマダラさんを無視してダッシュで家に帰ったとして目の前のこの人は幽霊だ、

この世ならざる存在だ


夜私の夢の中にまで現れて精神から削っていくみたいなことしてきそう、マダラさんだし



かと言って今このまま空き教室に突っ立っててもマダラさんの言いなりになるしかない



結果は同じだ




それならもういっそこの場で煮るなり焼くなり転売するなり好きにしてくれ！！と






覚悟を決めたそのときだった









マ「げーせん、とはなんだ？」


『あ、ええ？お、おぉ……………ええ？』


マ「どうした」




いやどうしたはこっちのセリフだマダラさん


変なものを見るかのような目で私を見ている



いやだからそういう目をしたいのは私の方なんだが！？









『ゲ、ゲーセン？ゲームセンターのことですか？』



マ「あぁそうだ、さっきあの小僧たちと話していただろう」





真っ直ぐな目で顔を覗き込まれ、少し肩が跳ねた

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