クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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マ「王手」



『(おおおお終わったあああああ勝負も人生も終わったああああああああ)』





どれくらい時間が経っただろう、


パチン、パチンと空き教室に無機質に響いていた将棋を打つ音は突如としてやんだ




あれからマダラさんに攻めに攻められた


もう今になってはどこに駒を置いても詰む、デスゲーム完全敗北


ちょっとこの人強すぎた、途中で勝てないと悟った私の気持ちを誰が理解してくれるのだろう……




『ま、参りました……』


マ「フッ、俺の勝ちだな」


目を閉じ口角をあげ、鼻で笑うマダラさん








え、参っちゃっていいの？？これ
参ったら身体転売されるんでしょ？？



え？もしかしてこれがマダラさんの未練だったりする？


生前のマダラさんって、忍者兼転売ヤーとかだったりする？？


じゃあ私の身体が犠牲になるのも仕方ないのか……？





マ「約束通りもらうぞ？A、


　 お前の身体を」





『っっい、嫌です！！』



っっあっぶない変な方向に思考がもってかれてた

いや良いわけがない


いくら目の前に未練が残っていて成仏出来ない幽霊がいたとしても、私が身体を転売する理由にはならん！！





マ「…おい約束が違うだろう」


『い、いやでもやっぱり嫌です！』


マ「…俺に真っ向から噛みついてきた女はお前がはじめてだ」


『え、えぇ？』


マ「俺相手に大口を叩いてきたのもな」


『マ、マダラさん？』


















マ「俄然、欲しくなる」

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