クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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マ「？、ルール？」


『はい！ルール！
そうですね……じゃあ勝った方が1つだけなんでも言うこと聞くってのはどうです！』



ただ勝つ負けるじゃあんまり面白くないし、こういうのがあったほうが燃えるでしょ！！





マ「成る程な……いいだろう、
　 なら俺からも1つ条件をつける」


『じょ、条件？』


マ「ああ、俺が勝ったらお前の身体のどこかを、1つ奪う」




ちょ、ちょ！ちょ！？
今とんでもなく恐ろしい言葉が聞こえた気が、！？


『う、奪う！？ってどういうことですか！？転売！？
　売るんですか？！絶対嫌ですよ！？死にます！！』


マ「そういう意味ではない」




や、やっぱりマダラさんクレイジーだよ！？サイコだよ！！




『いやまあ最初からそんな気はしてたけど、まさか、いやこんな……えぇ……』




ブツブツと独り言を発する私には構いもせず、マダラさんはどこから持ってきたのか将棋の道具を一式、机の上に広げている


私は空き教室の入り口付近に突っ立ったまま動けなくなっていた


その間にもマダラさんは手際よく将棋の駒を初期位置に準備している





ど、どどどうする？これ
負けたら身体のどっかをマダラさんに奪われるだと、！？


マダラさん相手に拒否権、人権なんてものが通用するとも思えない


目にも止まらぬ速さで腕引き千切られたりとかしたらどうしよう……





いやデスゲームかよ！？！






マ「どうした？A、俺に勝てばいいだけの話だろう


　 ……それとも不戦敗として俺に大人しく奪われるか？」




『！！』




椅子に座って足を組み、頬杖をついたマダラさんが挑発的な笑みを浮かべた





いやそうだった、これは将棋、ゲーム



賭けだ



マダラさんに将棋で勝てさえすれば無害どころか、1つだけマダラさんに言うことを聞いてもらえる



そうださっきまでマダラさん相手にも意気込んでいたじゃないか！！


勝てさえすればいい…


い、いけるんじゃないか…？？









『分かりました、受けて立ちますよマダラさん


でもルールはルールです、私が勝ったらちゃんと1つ言うこと聞いてもらいますよ！！』
















死ぬか生きるか二分の一のデスゲームが始まった______

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