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3人で図書室まで全力疾走し


委員長が少し開いた図書室の扉を勢いよく開けた







そのときだった




突如として現れた白いモヤのようなものに体が包まれる



マズイ、と思ったときには既に私の意識は途切れていた
















______
_________









「…い…!……」




誰かの声がする


誰だろう







「…い…ろ!……きろ…!」




ホントに誰だよ、まだ寝かせろよ


眠いって










マ「おい起きろ」



『痛っったああ!!!え!マダラさん!!!』





なんの前触れもなく頭を叩かれた


かなり痛い


サードインパクトかと思った


びっくりして上半身を持ち上げると不機嫌そうな顔をした


いや、


不機嫌な顔を隠そうとしない不機嫌なマダラさんがいた




『……え、えっと、なんか、すみません』




そのあまりの不機嫌さに


痛みなんか忘れ自分がなにかした覚えはないが
とりあえず謝っておく




マ「起きるのが遅い、何度呼んだと思ってる


  戦地なら死んでたぞ」


『そ、それはほんとにすみません!』





いや殴らないでよ!?そこまでするか!?普通!!


戦地のことは知らないよ!!!





『と、というかマダラさんここは?図書室の扉を開けた所までは覚えてるんですけど…』



私を見下ろしているマダラさんに問いかける



そうするとマダラさんは一旦私から目線を外し、おもむろにどこか一点を見つめ始めた



マダラさんの視線を辿ると


そこには"職員室"の文字




確か職員室は1階に位置していたハズだ


いやでもさっきまで2階の図書室前にいたわけで、




大概、さっきのモヤが関係しているんだろう




『そっか1階か……


 ちょ!?2人は!?!』



マダラさんの不機嫌度がインパクト強すぎて2人がいないことに気がつかなかった




マ「…ハァ…あとはあの小娘がうまくやるだろう、行くぞ」




それって委員長のことか!!



『いやでも委員長1人じゃ何かあったとき、その…』



危険な目に合うんじゃ、と言葉を繋ごうとした所で

マダラさんに腕を掴まれた





自然と交わる視線に、分かりやすく心臓がはねた











マ「お前以外はどうでもいい」





『え、』

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マニ。(プロフ) - 夏目さん» ✉️。こっちもとても面白いです!何回も返事送って申し訳ないですがこれからもファンとして応援してます、ボードの返事もお待ちしています。夏目さん。😊 (11月25日 10時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - きくさぶなそれさん» キャラ達の掛け合いとかスピード感とか結構意識してるのでそう言って貰えてマジ嬉しいです‼‼‼ファンだなんて恐れ多い、!!!ありがとうございます!!!! (7月19日 16時) (レス) id: 72b96c777b (このIDを非表示/違反報告)
きくさぶなそれ(プロフ) - リズミカルでスピーディーな話の進み方がなんだか面白くて気付いたらこの作品のファンになってました!とてま面白いです!マダラさんと夢主ちゃんの掛け合いも漫才みたいで楽しいです!なによりツッコミの才能ピカイチの夢主ちゃんがおもしろ可愛いです!応援してます! (7月19日 15時) (レス) @page17 id: 0cccc81a8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏目 | 作者ホームページ:http://あか  
作成日時:2023年7月4日 22時

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