クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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『あ、あなたは、その、なんていうか、幽霊ですか？』



めちゃくちゃキョドりながらもなんとか言葉を振り絞る


そのぐらいは許してほしい、目の前にいるのは本物の幽霊だぞ？？



「あぁそうだな」



よかった、自覚はあるタイプの霊だ
まあそれもそうか


初対面で俺が見えるのか？とか普通の人間なら言わないしね


どんだけ中二病拗らせてるんだよ




『じゃあ名前とか…あとなんで戦時中みたいな格好してうちの学校に？覚えてる範囲でいいので教えてくれませんか？』




格好からして戦争があった時代にこの人は死んだのだろう


質問したそばからあまり触れられたくない話題だったかな、と少し後悔した




「俺の名はうちはマダラ。
　お前のいう通り俺は戦乱の世、忍びとして生きていた

　ここにいる経緯は知らん、気がついたらここにいて長い年
　月が経っていた」




『(思ってた以上にスケールデカくない！？)

　そ、そうなんですかー』




まず忍びって忍者だよね！？え実在したのかよあれ！？だとしたら今の日本の忍び文化めちゃくちゃ衰えてるな！？



見たかんじマダラ？さんの威圧感これ尋常じゃないぞ！？
今日一日で人、2、3人は殺ってるぐらいのオーラ出てんだよねこの人！！？




マ「おい、人に名乗らせておいてお前は名乗らないのか？」



『すっ、！、すみませんすみません！！！
　Aです！！！！AAです！！！！』





髪の間から覗く黒い目にギロリとひと睨みされ、気づいたら誠心誠意、謝罪していた


怖すぎる



私が大声をあげたことで周りの目がさっきよりも痛くなってきた、突き刺さってる


　



マ「Aか…」


不覚にも名前を呼ばれてキュンとした自分がいた


それはきっとマダラさんの顔が良いせいだろう、きっと

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