クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

26 ページ28

『ちょ待てよ、ちょ待てよ！ちょ待てよ！！』



後「キム◯クかよ！？」



『なんで私なの！？そこは委員長じゃないか！！？』



委「別に誰でもいいじゃない！行きなさいよ！！」



『いやだよ！？』




マ「……フッ」





絶賛私達は屋上の扉の前で揉めている


いや揉めているというか一方的に私が扉を開けるよう押されている


ていうかマダラさん今鼻で笑ったな！？








『1階〜3階までなにもなかったよね！？て言うことは！！必然的に屋上なんだよ！！なにかあるとするなら！！！』




後「そんなの俺たちだって分かってるよ！！だからAさんに頼んでるんだろ！？」




『おかしいだろ！？そこは冷と知り合いの委員長が適任だろうが！？』




委「私だって怖いのよ！！」






おおおい！？！

委員長の話聞くかぎり、結構いい雰囲気だったよね！？

図書室甘くて爽やかな青春の香りしてたよ！？









後「っ分かった！もう分かったよ！仕方ないな…







　 委員長が行くべきだ」




お前じゃねぇのかよ！？！






後「ずっと会いたかった人なんだろ？委員長。」



『そうだよ怖がることなんかないって』



委「違うのよ、あの人の事が怖いわけじゃなくて……」





その委員長の言葉に私と後藤は同じ方向に首をかしげた


その様子がおかしかったのか、委員長は軽く吹き出す





委「っふ、なによ2人して」




そんな委員長の姿に少しだけ場が落ち着き和やかになった気がする




委「まあなんでもないわ！ほら開けるわよ」


急展開だな！？

なんでもないようにはどうも見えないけど、まあいいか




そう思ってる間にも委員長は既に鉄製の扉に手をかけ回そうとしていた

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す