クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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『っマダラさん！！！！！』





後「いや誰！？！」


委「急に大きい声出さないでよ！？！」




『あ、ごっごめん！！！』



暗闇の旧校舎の中、突然肩たたかれたら驚くのも無理はないだろ！？声も出るだろ！？！



と思わず怒鳴りかけたが2人にマダラさんは見えていないことを思い出しなんとか抑えた



まあ確かに精神張り詰めてる中、急に叫んだ私も私か

と少し反省する







『マダラさん！えっと、なんというか、いや、あーもう！！どうやってここまで！？！』





図書室の中へと進んで行く前2人に気づかれないようマダラさんを巻くし立てる





マ「窓から入って階段を登っただけだ」



んんんなるほどその手があったか、



二階の床からスライド式にすり抜けてくるのを想像してた、

というか期待していたから少し残念だ



なんというか幽霊なのにえらく物理的だなマダラさん





マ「お前こそこんな時間にこんな所で何をしている？」




『そ、それがですね…』



その質問、そっくりそのままマダラさんに返してやりたい気持ちをぐっと堪え





旧校舎に肝試ししに来たこと



何組かのペアが戻ってこなくなったこと



だから今自分達3人で様子見を兼ねて探しにきたこと





ありのまま全てをマダラさんに伝えた







マ「…………フン、馬鹿が」



『いや酷くないです？？？』





マダラさんは明らかに意味深な間をあけ、私を見たと思ったら


次は後藤達の方に顔を向けまた私に向き直り



嘲笑うように目を細めた







……なんなのこの間！？




いや私だって来たくて来た訳じゃないんだよ！？まったく


私巻き込まれた側だからね！？！

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