クレイジーサイコホモ系幽霊【うちはマダラ】

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『(分かる！！結構解けてる私！！すごくね！？！)』



あれから2週間
今日は期末テスト、当日だ


この2週間、居残り自習という名のマダラさんによる勉強強化週間を続けていた


私の斜め後ろに仁王立ちしているマダラさんが教科書を持ち、勉強を教えてくれるというものだ

スパルタすぎた



その甲斐あってか私は

進◯ゼミでやったところだ！
ならぬマダラさんが教えてくれたところだ！状態にまで進化した



おかげで期末テスト当日の今日、いつもより問題が速く解けている、気がする




純粋にマダラさん凄くね？？





バ「はい、やめ。後ろから回答用紙集めてきて〜」



最後の数学のテストは1番特訓してもらったからか、思っていた以上に時間に余裕ができた


バーコードのかけ声により、私の一つ後ろの席の人が順にテストを集めていく





『(やっと終わったな〜、あとは夏休みまで予定といった予定はないし)』


期末のあとは比較的ゆっくり出来そうだ



マダラさんにもちゃんとお礼言わなきゃな








____
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委「ってことで今日の放課後、期末テスト終わった息抜きとして旧校舎で肝試しやるからAさんも来てね」




『委員長ォォォォォォォォォ！？！？！』



なにを勧めてくれてんだ、うちの委員長は！？



『アンタ仮にも委員長だろォォ！？！夜遊びはだめだよ？！！』



委「あんまり人が集まってくれてないのよ、盛り上がりに欠けるから絶対来てね〜」




口元は笑ってるんだけど、目が笑ってない
恐ろしい

そこまでして肝試ししたいのか！？


もの好きだな！？




『もうわかったよ、行くよ……それで？何時に集合すればいいの？』




委「夜の8時頃でよろしく」




『委員長ォォォォォォォォォ！？！！』

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