サバナクローにはもう1人ハイエナがいました

ハイエナがもう1人…11 ページ14

気づいたら、レオナさんの後ろに大きな影がいてどうやらオーバーブロットをしたらしい。

こんな時なのになぜ冷静にいれるのか分からないけど、私も寝てないでみんなの役に立たなくちゃ。

『ラギー…ジャックくん…私も手伝うよ…！』

レ｢ハイエナ風情が俺に逆らおうと言うのか？
笑えない冗談だ。全員明日の朝日は拝めないと思え！｣

レ「覆せない世界なんて俺が全て砂に変えちまう！」

ラ「あんたずっとそんなこと考えってたんッスか？」

『なんか馬鹿らしいね…』

ジャ「一発キメて元に戻ってもらいますよ！ラギー先輩、A先輩いきますよ！」

そして、どうにかして止めることが出来た。

その後、学園長も来てさっきのオーバーブロットの件の話をしていた。

グ「そんな事の為にオマエらは怪我させたりしてたんだゾ！」

確かに、優勝したいがためだけに怪我人を出していなんて…
この狸に言われてからこういう風にとかなんか屈辱…。

そして、サバナクロー寮は欠場…ではなく出場してもいい事になったが今までのみんなの恨みが来るらしい…

仕返しって怖いな…他人事のように思ってるけど全然他人事じゃないんだよね…
どちらかと言うと主犯だし…

ジャックくんは巻き込まれた側なのにごめんね…。

でも、

ラ「オレ、アンタのこと許した訳じゃねぇーからな。」

ラ「でも、なんでッスかね？そんな風な情けない顔をしたアンタは見たくねぇーなって思うっスよね。」

『私もそれは思ってたんだよね。だからいつもみたいに偉そうにさニヤニヤして欲しいなーって』

ラ「そうッスよ。…ほら、こんな風に！
そら、愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー)」

レ「いっふぇ。おいふぇめ、らふぃー！」

ラ｢シシシッ。おふぇ、いっふぁいあんふぁにこれやっれみたかったんふ｣

『まっふぇ、どうふぃてわたふぃまで…』

ラ「シシシッ。」

レ「ひまふぐやめふぉ」

どうして私にまでラギーにられないといけないの！？
これは夜にちゃんと話を聞かないと！

というかこれ、いまの状態のせいか結構痛い…
主に腹筋が…

ジャ「何やってるんッスかアンタら。…フッ…」


その後、エキシビションとかも出なくいけなくなって体力的に結構キツかった。

優勝はやっぱり出来なかったけど、今回のマジフトは今まで以上にとても楽しかったと私は思う。

来年こそは優勝したいな。

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