さよなら…大好きだったよ

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私が11歳の時に両親が他界してしまった。

私を愛してくれた両親がもういない。
私は悲しみにくれていた。
私のことを引き取る
と言ってくれた人もいた。
だけと両親と一緒に暮らしたこの家を
離れたくなかった。

そして学校もいかなくなり引きこもる毎日だった。

そんな引きこもり生活が2年経ち
私は中学生となった。
私の幼馴染が引っ込みじあんの私を
外に連れ出してくれた。

久しぶりの外は眩しくて目をあけれなかった。


幼馴染の彼の名前は黄瀬涼太
中学生に入るとモデルの仕事をしだした。
それと同時にバスケ部へと入部した。

そんな涼太は私にマネージャーをしないか
と誘ってきた。
もともと人見知りな私に一人でも友達ができたらとか、楽しい生活を送って欲しいとか
という涼太の気遣いである。


「ま、今日からマネージャーさせていたただきます神崎一花といいます！よよよよろしくお願いしましゅ…す。」

わたしが噛んだ事で涼太が大笑いした事を覚えている。

でもおかげでその場が和んだ。


「そうか君が涼太の幼馴染の神崎か」

そう話しかけてきたのは赤髪の男の子だった。

これが私と征十郎の出会いだった。

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