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第10Q ページ11

黄「これ、なんなんスか!?」

と、ピンクのアイスを見つめて言う黄瀬君。

『何って、アイスだよ?』
青「お祝い会って言ったらこれだろ」
黒「はい」

当たり前のことを言ったら、

黄「いやいや、お祝い会がコンビニって・・・
つーか、アイス俺が買ったし!」

青「いいじゃねーか
モデルで稼いでんだろ?」
紫「箱で買ったから、お得だったよね〜」



そうだよ



黄「しかも、なんか人増えてるし!」


そう言いながら、今度は真太郎を振り返る。

そういえば、なんでいるの?


緑「俺は元々コンビニにいたのだよ。
そこを黒子に誘われたのだ」

なるほど・・・


黒「お祝い会は、人が多い方が楽しいですから」
緑「食べてやらんこともないのだよ」

黄「ってか、誰スか!?」

緑「緑間真太郎だ。
レギュラーの顔くらい覚えておくのだよ」
黄「入ったばっかで、覚えらんないっスよ」
『こういうときこそ、教育係の出番、だよね?テツヤ。』

テツヤを見ると、じいっとアイスの棒を見つめ
「当たりました」と言った。


棒には、あたり、と書いてある。

青「おお!すげぇ!」
黄「箱で当たるって初めて見たっス」


紫「なになに〜何かあったの〜?」


敦、いつコンビニに戻ったん?と言いたくなるのは、片手にまいう棒を持っているから、しかも箱っ!


黄「どんだけ食うんスか?」
紫「え〜?いっぱい?」


私は苦笑いし、テツヤの方を見ると


『いつの間にいたの、さつき』

何故かテツヤの当たり棒を持っているさつき


桃「テツ君、これ大切にするね!」


いや、交換しよ?

私は、はぁーっとため息をつく
帝光中バスケ部が集合するとカオスになるのは、何故?


『あのねぇ、さつき・・・』


私がさつきに近づいたそのとき

「どけろどけろ!」


スクーターが歩道を走っていて、私たちに向かってきたのだ。

大輝が慌てて避けて、それにさつきがぶつかって、さつきの横にいた私にぶつかって

『わっ!』


さつきを、抱きとめようとしたが、私の力不足で、一緒に尻餅を着いてしまった。

『いったぁ』


顔をしかめて言うと、「ひったくりよ!」と大きな声が聞こえ、黄瀬君と大輝がカバンを放り投げ、スクーターを追いかける。

黒「大丈夫ですか?」


テツヤが聞いてきたのでうんと答えた。


緑「走って、スクーターに追いつくわけがなのだよ」



そかから真太郎が箱まいうを投げた。

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涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - のあさん» ありがとうございます!心配だった黒子君side、まさか良かったと言ってくれるとは思っておりませんでした。これからもよろしくお願いします。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - とても面白いです!それに二人共自分の気持ちに気づきそうで気づかないっていうもどかしさがいいです!黒子くんsideもとても良かったです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年8月21日 21時) (レス) id: 58d0df364d (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - きよりんさん» はい!まぁ、私も親にオタクと言われているので、お互い様でしょうwオタクで何が悪いっ! (2019年8月21日 19時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
きよりん(プロフ) - 涸萌佳雨@Project KZさん» ありがとうございます。完全にオタクを発揮した結果だと思います(笑)更新、頑張って下さい、応援しています! (2019年8月21日 19時) (レス) id: 5f1549994e (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - きよりんさん» 私も結構公式設定にはこだわるタイプなどで、こういう指摘は嬉しいです!黒バスではまだまだわからないことが沢山あるので、またなんかあったら気軽にコメントください。アニメ、映画、漫画、小説すべてに目を通しているなんて、尊敬します! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/  
作成日時:2019年7月15日 23時

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