第57Q ページ21
帰り道。テツヤとマジバに寄っていた。いつものシェイクのために。
で、私が御手洗に席を立って戻ってきたらそこに、火神君が座っていたのだ。
『火神君、なんでいるの？』
火「うぉっ！？マネージャーっ！？」
私は、その言葉に反応する。
『ちょっと、部活以外でその呼び方やめてよね。私にはちゃんと名前があるんだから。』
すまん、と謝られる。ごほん、よろしい。
『で、どういう経緯でこうなってるの？』
黒「僕が座ってたら来たんです。」
火「俺が座ったらこいつがいたんだよ。」
『あーー、いつものやつねーー』
懐かしい感覚にちょっと浸りつつ席に座った途端、火神君が突っ立った。必然と私たちを見下ろす形になる
火「それより、ちょっとツラ貸せよ。」
▽▲▽▲▽▲
連れられてきたのは、バスケコート。
彼は着くなりバッグを放り投げてテツヤに向かう。
火「お前、一体何を隠してるんだ。」
テツヤは何を言ってるか分からない、という顔をした。火神君は頭を掻きながら答える。
火「俺は中学2年までアメリカにいた。」
あ、それでキセキの世代についてよく知らなかったんだ･･･てか、本場仕込み！？？？？
火「
俺が求めてんのはお遊びのバスケじゃねぇ。
もっと全力で血が沸騰するような勝負がしてぇんだ。
けど、さっきAからいい事聞いたぜ。同学年に『キセキの世代』って強ぇ奴らがいるらしいな。
お前はそのチームにいたんだろ？」
火神君はテツヤにﾊﾟｼｭっとボールを投げた。
火「俺もある程度の強さはわかる。
ヤル奴ってのは独特の匂いがするんだよ。
が、お前はおかしい。
弱けりゃ弱いなりの臭いがするはず。
お前は何も匂わねぇ
強さが無臭なんだ。」
ｽｯ、とテツヤを見据える。
火「確かめさせてくれよ。
お前が
『キセキの世代』が
どんだけのもんか」
私はゴクリと固唾を飲み込んだ。
黒「奇遇ですね。」
テツヤが静かに言う。
黒「僕も君とやりたいと思っていたんです。
あーあ、かっこよく学ランなんか脱いじゃって、どうすんのさテツヤ･･･。
火「A、点数頼む。」
『 はい、はい。』
まぁ、結果は目に見えてるけど。
▽▲▽▲▽▲
雨「Aの設定追加しました！」
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます！インフル、怖いですよね･･･。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます！実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう！ (2019年11月4日 23時) (
レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます！！ (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ！? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涸萌佳雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時：2019年8月26日 1時
