第56Q ページ20
黒「黒子は僕です」
その言葉でようやくテツヤの存在に気づいたリコ先輩はめちゃくちゃ驚いていた。叫び声まであげていた。
普通みんな最初はそうなるんだよね、と私は堪えきれず笑ってしまった。
黒「Aさん、気づいてたくせになんで教えなかったんですか。」
『ごめんwwww反応見たくってついwwww』
日「え、なに、Aは気づいてたの?」
『はい。』
すげぇ、と小声で言われたけど、別に普通。
日「いや、でも、試合は出てないよね?黒子君」
黒「試合?出てましたけど。」
日「うんうん、、って出てたの!???」
『はい』
私の方をバッ!と効果音がつきそうな程見てきたのでにこやかに答えた。
まじか、信じらんねぇ、と言わんばかりの顔でテツヤをまじまじと見つめる部員たち。
リコ先輩はそのテツヤの体もじっ、と見つめて、それから練習へと移る・・・前に、自己紹介をした。
最後に私の番がやってくる。
『初めまして。AAです。
出身中学は帝光中、バスケ部のマネージャーをしてました。
今年も全力でやるのでよろしくお願いします!』
リコ先輩から
リ「Aちゃんは、入学前から何度か顔を出してくれてたのよ。仕事は正確で手早いし、プレイヤーとしても相当、選手を見る目もあるわ。何かあったらAちゃんも頼りにしてあげてね。」
と熱い言葉を貰い、感激する気持ちを抑えきれずにいると、日向先輩が満面の笑みで続けた。
日「いやぁ!とうとうウチにもマネージャーかぁ!!なんか、一気に華やかになったなぁ!!」
伊「去年は男子ばっかでむさくるしかったし」
小「ようやく華が来たって感じ!」
手を取り合って踊り出しそうな先輩の横でリコ先輩が黒く微笑んだ。
リ「練習量3倍にしよーかなぁああ?」
日「いやあああ、両手に華だ!!!!!!!」
伊「そそそ、そうだね!ばんざーい!!」
小「わわわ、わーい!!!!!!!!」
テンパりすぎて日本語おかしくない?
先輩たちが慌ててそう言ったけど、リコ先輩にシメられていた。ご、ご愁傷さまで、す。
そんなこんなで練習が始まった。
直ぐに火神君に声をかけられる。
『ん、どうしたの?』
火「キセキの世代って・・・」
272人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時