第50Q ページ14
会場内に響く歓声と、バッシュの音、ボールの着く音
放ったボールがゴールへと吸い込まれると、歓声はさらに熱を帯びた。
もちろん、私も突っ立って声を上げる。
プロのプレーには興奮せざるを得ないっ!!!!
土曜日、私は千葉に来ていた。
もちろん、あのチケットで、ね。
「Aさん、興奮しすぎです、座ってください。」
こいつは、黒子テツヤ。
前述したとおり、さつきに断られた私は、彼を誘い、彼は予想通りOKをしてくれたのだ。
もっとも、めちゃくちゃ迷ってたけど。
テツヤって休みの日何してるんだろう、暇なのかな?とか思ってたけど、本当に暇だとは思いもしなかった。
的な話をバスでしたら、酷いですね、たまたま予定が空いてただけですよ、と珍しくトゲっとした口調で言われた。
だって、テツヤ、ミステリアスすぎて私生活見えないんだもん仕方ないよ!と抗議しておいた。
『これが立たずにいられる!?接戦だよっ
テツヤは興奮し無さすぎ!!!!!』
黒「してますよ、ワクワクドキドキ」
それでかっ!!!!
その後、準々決勝が終わり、予定されていた宿泊施設へ向かった。
明日は、準決勝に、決勝・・・!楽しみ!!
そんなこんなで旅館に着いた時には18時半を回っていた。
チェックインをするために受付へと向かう。
「2名様ですね。」
と手続きを進めて、渡されたのは1つの鍵。
ん、?1つ?2つじゃないの??
「ペアチケットでは、部屋はおひとつという決まりでして・・・。」
・・・は?
慌ててチケットの裏を確認した。
注意事項がいくつも羅列している中に、そのような内容の記述があった。
嘘、でしょ・・・。
『ごめん、テツヤ・・・見落としてた』
今から他に泊まるところを探しても、子供を相手してくれるところなんてないだろうし、ここ以外を利用するのは出費が増えて到底まかないきれない。
どう考えても、ここで泊まるしか無さそうだ。
どうしようもないので、1日ぐらい!と思いここに泊まることにした。
荷物を持ち直して、部屋へと向かう。
そこで受付の方に笑顔で言われた。
「ごゆっくりどうぞ〜」
えーい!
出来るかっ!!!!!!
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時