第51Q ページ15
黒「にしても、珍しいですね。Aさんが見落とすなんて。」
部屋について荷物を整理しているとテツヤがそう言った。
あははは、、、
『ほんっとにごめんっ!!!!』
私は土下座を越して土下寝
『私と同室なんて嫌だよね。肩身苦しくてきちんと休めないだろうし。』
悪いことをしてしまったと猛省しております。と言うと頭の上で、クスッと笑う声がした。
見ると、テツヤが私を見ていたのだ。
黒「この状況でも、僕の心配をしてくれるんですね。」
はぇ?
『どういうこと?もしかして、怒ってる?』
慌てて聞くと、テツヤは、いいえと言った。
黒「怒ってませんよ。ただ、」
ただ?
黒「そういうところは、Aさんらしいなって思っただけです。」
そ、そう?
黒「自分のことよりも、他人を優先できるのは本当にすごいことですよ。」
テツヤは私を真っ直ぐ見て言う。
あ、なんかちょっとわかったかも、言いたいこと。
『私はただ単にめちゃくちゃテツヤを信頼してるだけだよ。』
苦笑いして返すと、テツヤは少し驚いた顔をしたけどすぐ逸らして、そうですか、と言った。
私はテツヤが思ってるほど優しくないよ。
現に、さつきの想い人にも関わらず、己の欲のために誘ったし、かつての仲間をこれからどう倒そうか考えるから。
その後夕食を済ませた私達は、大浴場へと向かうことにした。
私は温泉好き、とゆうか、そもそもお風呂が大好き
それぞれ別れる前に、私長風呂だから先部屋戻っててね!と伝えた。
ゆっくりと時間を過ごしていたら、やはり上がった頃には時計が1周していた。
着替えて髪を乾かし、部屋へ向かう途中で自動販売機の前を通ったので、水でも買っていくかと思い立ち、2本購入。
落ちてきた飲み物を取り出していると、不意に声をかけられた。
「ねぇ、君。」
私以外誰もいないので私のことだろう。
声のした方を見ると、2人の男性が立っていた。
『えっ、とぉ、何か用ですか?』
「用って言うか、俺らこれから部屋で遊ぶんだけど、よかったら君も来ない?」
うわ、これが俗に言う、ナンパってやつ!????
こんなこと本当にする人いたんだ。
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涸萌佳雨(プロフ) - はい、ありがとうございます!インフル、怖いですよね・・・。私、結構風邪とか引かないけれど、気をつけます!実際、油断してこの間、肺炎になってしまったのでw受験頑張ります、コメントありがとう! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
白雪 麗華 - 受験、大変ですね。これからインフルも流行ってますし、今年のインフルは中々治らないので自分の体長管理に気を使って下さい。私は今高校二年生で受験の大変さが凄く分かります。しっかり勉強しっかりしてしっかり睡眠もとって下さいね。 (2019年11月4日 15時) (レス) id: 7bbb3379fc (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 綾さん» 応援ありがとうございます!! (2019年10月14日 14時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
綾 - ガンバ!? 面白いです。これからも見てます (2019年10月14日 9時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨@Project KZ(プロフ) - 輝夜さん» はい…! (2019年10月6日 9時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2019年8月26日 1時