【ダイヤのA】～Change myself IV～【御幸一也】 (ページ33)

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番外編.〇〇は二十歳からページ33

御幸「おい、A…」

顔がほのかに赤く火照っているA…

知恵熱か？

『…んぁ…一也ぁ…』

………あ、違う…明らかに、様子がおかしい…

まさかと思い、ペットボトルよ中身を確認する

誰だ、俺の部屋の冷蔵庫に酒入りのペットボトル入れたのは…

『一也ぁ…眠い…』

御幸「いや…ここで寝られたら困るから…」

『…じゃあ、ベット連れて行ってくらさい』

腕を広げて、「んっ」と催促するよう声を出す

御幸「あの、月見里さん？」

『…連れて行ってくらさい…』

御幸「俺の部屋はダメなんです月見里さん」

『…何で…』

御幸「何でって…ほら、付き合ってもいない男女が同じ部屋で一晩を明かすというのは…」

『一也だって、以前私の部屋に泊まった…
何も問題ないと思う…』

何も言い返せない…

御幸「おい、倉持ちょっと厄介なことになった…
風呂行く前に手伝ってくれ…あ、ついでにバカ村も連れてこい」

倉持『はぁ？お前勉強が会長引きそうだから風呂行けって言ったんだろうが！つーか、何があったんだよ』

御幸「いやぁ実はかくかくしかじかで…」

倉持『いやわけわからねぇよ、しっかり話せ！』

暫くして倉持が部屋に来た。沢村も連れて
倉持はすぐにいつもとは違うAに気付いて少し戸惑っていた。

倉持「おい…こいつ本当に月見里か？実は双子の妹さんとか…」

御幸「いや、こいつ眠くなるといつもこうなんだよ…」

沢村「月見里先輩！起きましょう！起きて布団で寝ないと牛になっちゃいますよ！」

『沢村君、いつも仲良くしてくれてありがとう…おかげで毎日寂しくないよ
これからもずっと仲良くしてくらさい…』

沢村「…な、なんなんですか！？御幸一也！
月見里先輩に何をした！！

こんな甘えてくれる月見里先輩見た事ないですよ！！」

御幸「おい、なんでこいつも連れてきたんだ…」

倉持「てめぇーが言ったからだろうが！！
明らさまに八つ当たりすんな！
とりあえず、お前の部屋空いてんだから寝かせてやれよ！幼馴染だろ！」

御幸「倉持、お前…俺に生き地獄を味わえと？」

おう！…と即答する倉持…

倉持「だって、3年生用の部屋少し遠いしよ…一人で寝かせるのも危ないし、もういっそお前の部屋でいいじゃねぇか！」

御幸「だから…そういう訳には…」

暫く、言い争っているうちにAは確実に熟睡していた…

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急な番外編ですみません…
本編は続ける予定です！しばしお待ちを…