―12―米は自己責任で ページ12
玲「だって、征ちゃん。良かったわね」
『え？』
実渕先輩の視線を辿るように後ろを向くと、そこには赤司くんが立っていた
『なな、な、なんで!?いつから!?』
赤「玲央が僕の良さもいずれ分かるとAに言っていたあたりから」
い、一番恥ずかしい所を聞かれてた……
『実渕先輩、分かってて聞きましたよね』
実渕先輩をじとっと見つめるけど、本人は悪びれもなく微笑んだ
玲「あら、何のことかしら」
この人……絶対楽しんでる
永「あー食った食った。ゲェェェェップ」
玲「ちょっと、汚いわよ！」
小「なーなー昨日のテレビでさー」
千「(読書)」
そして、あっという間にいつものペースに戻る
ブレないな、この人たち
そんな事を考えていると、赤司くんは私の隣の席に座った
赤「さっきの……嬉しかった。ありがとう」
『い、いや、お礼を言われる事は何も……』
赤「Aが僕を見てくれると思うと、本当に嬉しいんだ」
『そんな、赤司くんを見てる人なんてたくさん……』
そう言って赤司くんの方を見て目が合った瞬間、私は言いかけた言葉が出てこなくなった
そうだよ、赤司くんを見ている人はきっとたくさんいる。私だけじゃない
でも赤司くんの目を見た時、赤司くんは他の人を見ていないのだと思った
自惚れかもしれないけど、それがすごく恥ずかしくなった
小「そういえばさー、今日監督に呼ばれてたよな？何だったの？」
その時、葉山先輩が赤司くんに話しかけたことによって、私はハッと現実に戻る
いかんいかん、変な事を考えすぎるな
赤「マネージャーが1人怪我をしてしばらく来れなくなったらしい」
小「げっ、まじで？やばくね？」
玲「ただでさえ人が少ないのに、困ったわね」
永「でもここに丁度いい暇そうな奴がいるじゃねぇか」
根武谷先輩がそう言うと私に視線を向け、それに釣られみんなも私の方を見る
『え』
小「いいじゃん！Aがマネージャー！」
『は!?』
千「どうせ暇だろ」
『え!?』
永「部活に米は欠かすなよ」
『米!?』
なに私が入るからオッケーみたいな話の流れになってるの!?
無理無理無理、絶対無理だって!!
玲「征ちゃん、ちょっと……(ｺｿｺｿ」
赤「だが……」
玲「でも来てくれたら征ちゃんも嬉しいでしょ？」
赤「……分かった。A」
何やら二人で話しているかと思えば、最後に赤司くんは私を呼んだ
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みかん(プロフ) - ゆな子さん» まさか、知らないうちににゃんこ大戦争ネタが混じってたンスか!?((黄瀬風（笑）コメントありがとうございます！！ちゃんと可愛い赤司様になってたみたいで良かったです（泣） (2019年8月23日 11時) (
レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 無性に『にゃんこ大戦争』を思い出したのだよ。((緑間風 赤司様様可愛いです// (2019年8月23日 10時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» いつまでもリプ返す私もいけないんですけどwwおやすみなさい(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - ありがとうございます！今度こそほんとに落ちますね（笑） (2019年6月17日 23時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» 夜分遅くにこちらこそありがとうございます！遊びに行かせていただきます(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2019年5月9日 13時
