男装少女は生粋の花宮厨でした

男装９％ ページ12

ただいま、信号待ち
待ち時間が長すぎる
信号って無くなれば良いのに←

貴「暇だ...はっ!?チョコレートは○治っ♪まこちゃんから電話だとぉ！？



...もしもs((花「何度も言わせんな！俺はガー○派だ！！」

貴「分かったから..まこちゃん何か用？」

花宮「お前が遅いから心配したんだよバァカ！！」

あ、これが噂のゲスデレか

貴「えっ...？」

花宮「何もないよな？すぐ帰って来いよ？」

貴「ありがとまこちゃ..」

そう言いかけた時、僕が最後に見たのは...
満足そうに微笑んでいる愛澤咲良と









一台の大型トラックだった


花宮said

遅い...練習試合が終わってもう30分以上は立ってるはずだ

最近アイツが近くに居ないと落ち着かない

居ても立っても居られなくてアイツに電話を掛けた

何もない事を確認し、すぐ帰る事を約束した後に聞こえたのは…

「ありがとう」って言ったアイツの声と









何かがぶつかったような鈍い音がした____




貴方said
目を開けると、真っ白い天井があり、まこちゃんが居た

貴「まこちゃん...?」

僕が言った直後に

花宮「A!大丈夫か！？」

貴「何で………?」

確か僕は信号に居たような気がするんだが...？

花宮「お前車に轢かれたんだよ!!」

車...?そういや愛澤が！

花宮「とりあえず、今日は入院して明日帰るらしい」

貴「あぁ...」

愛澤....か...





僕は考え事があるといいまこちゃんを帰らした

愛澤の事を言った方が良いんだろうか?…いや、まだ証拠は無いし何より心配をかけたくはない

昔からそうして来たんだ。一人で解決しなければ……

考え過ぎて頭が痛くなってきた。もう寝るか

コンコン

病室のドアを叩く音がした。

貴「はーい」

まこちゃんかな？

今吉「Aー！！」

貴「グフッ……痛いよ翔ちゃんw」

今吉「大丈夫だったか？」

貴「うん...…でもね…




もうバスケはするなって..お医者さんから言われてるの...」

今吉「っ！？」

泣きたくないのに、涙が出てくる

今吉「A...」

貴「ま…った皆でバスケ…し…たかったぁ…言えない…皆に…まこちゃっ..に嫌われたくない…」

今吉「っ…A今からわしの家に行くで」

貴「え...？」

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