文通135 ページ47
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一番聞きたかったけど聞きたくなかった声。
「み、御幸くん…！！」
慌てて立とうとすればそのままで良いよ、とわざわざ視線を合わせるためにしゃがんでくれた。
「大丈夫か…ってそりゃ大丈夫じゃねーか」
梅本と夏川にまんまと騙されたんだったな、とちょっと笑われ、むっとして騙されたんじゃなくてちゃんと自分の意志で担当したから良いの！と言い返す。
「でも美味しかったでしょ？」
「んー…まあまあかな」
星空の広がった空を見上げて言った彼に、ほらまたそーゆーこと言うから友達少ないの、と悔し紛れに言うとまたちょっと笑って、友達多ければいいってわけじゃねーから良いんだよ、と言った。
「ていうかどうしたの？こんな寒いとこわざわざ来ることないのに」
私が首を傾げると「あー…それねー…」と濁され、なんとなく聞くべきじゃなかったのかなと思った私は慌てて他の話題を探した。
「あ！そういえば小湊さん推薦取ったってね！！」
「うん、らしいね」
「伊佐敷先輩も大阪の方の大学目指すって言ってたなー」
「うん、言ってた」
……あれ？いつもみたいに話全然続かない…
もしかして私邪魔なのかな？
ここで誰か待ってるとか？会う約束してるとか？でも彼女いないよね御幸くん…
ひょっとしたら気になる子にメールしようとしてたとか？今ここだったら誰にも邪魔されないと思って…
どんな理由にせよ私がいない方がいいことには変わりがない。
そう思った私は気持ち悪いのを我慢して無理矢理立ち上がり「じゃあ私もう涼んだから先戻るね」と出来る限り明るく言ってドアに向かった。
すると居て欲しくないはずなのに腕を掴まれ「ごめんちょっとだけ待って」と引き止められた。
「ん？どうかした？」
気持ち悪いなんか吹き飛んで、掴まれている腕に頭がいっぱいで恥ずかしさと緊張で熱くなっていないかと心配になった。
下がれ、私の体温…！！
そんな葛藤を知らない御幸くんはちょっと照れくさそうに後ろから可愛い紙袋を取り出した。
「女子にプレゼントとか渡したことねーから本当わかんなくって…気に入るかわかんねーけど」
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「メリークリスマス」
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アクアブルー(プロフ) - shinox2さん» コメントありがとうございます！！とっても嬉しかったです(*^ω^*)本当に更新遅くなってしまい申し訳ありません…これからも度々止まってしまうかもしれ無いのですが何卒気長に待って頂ければ幸いですm(_ _)m (2017年5月19日 18時) (
レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
アクアブルー(プロフ) - AAAさん» ありがとうございます！とっても嬉しくて励みになりました（≧∇≦）拙い文章で本当に申し訳無いのですが、これからもよろしくお願い致します…！！ (2017年5月19日 18時) (レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
アクアブルー(プロフ) - るいるいさん» 返信遅れてすみません…！！コメントありがとうございます(*^^*)久しぶりに開いてとっても嬉しかったので…！！これからも度々更新が遅くなってしまうと思いますが何卒よろしくお願いしますm(_ _)m (2017年5月19日 18時) (レス) id: b5b5133db5 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 待ってました！！(>_<) (2017年5月16日 22時) (レス) id: 2f52f37027 (このIDを非表示/違反報告)
AAA - いいよ！ (2017年5月5日 13時) (レス) id: 3d6716136e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクアブルー | 作成日時：2016年5月23日 20時
