第十六問 日吉の説得 ページ17
侑士「なんや…このクラスむさっ苦しい男ばっかやなぁ…。こんなんじゃ慈子が尚更心配やわ…。」
そう言ってクラスメイトを見回す侑士。
跡部「最低クラスって言ってたしな…だからだろ。なぁ樺地…。」
樺地「ウス…。」
明久「ちょっと待ってください!クラスは最低じゃないです!!メンバーが最低なだけです!!」
雄二「だからこの人はさっきそう言っただろ。」
美波「アンタはちょっと黙ってなさい。」
秀吉「馬鹿なのを自らさらけ出してどうするんじゃ…;」
明久「あれ!?;皆僕の見方じゃないの!!?」
侑士「まぁ何はともあれ…せめてまたジローと一緒に住んでくれへんか?;このままやと氷帝No.2が使い物にならんくなってまいそうなんや…。」
慈子「A〜!!やだやだー!!」
何の悪気もなく拒否する慈子に若干慈郎が肩を下げたが16年以上一緒に過ごしてきて、他意はないとわかっているためすぐに持ち直した。
岳人「でも帰らなきゃジローが安心してテニスできねぇんだぞ?」
慈子「そ、それもやだC〜…!!で、でも折角マンション契約したばっかなのにぃ…!」
景吾「そんなことは気にすんな。何だったらいつでも使えるように俺が家賃を払って契約したままにしてやる。」
慈子「マジマジ!?あ、でも結局ジロ君離れできないC〜…っ」
長太郎「まだ高校生だしいいんじゃないの?」
慈子「だ、だって…。ジロ君もうちょっとで卒業しちゃうし…そしたら生活時間帯も変わっちゃうし…一緒にも全然いれないもん…。このまま耐性もつけないでずっと一緒にいたらジロ君卒業した後寂しくて僕死んじゃうC!!」
慈郎「っじゃ、じゃあオレ卒業しないC!!」
焦ったように突然言い出す慈郎。
「「「!!?」」」
景吾「おい!!;」
流石の景吾も焦ったように引き止める。
慈子「だ、だめだよジロ君!!;」
慈郎「慈子が卒業するまでずっと氷帝にいる!!だってそうでもしないと慈子と会えないんでしょ!?」
亮「ジロー…それは流石に…。」
慈郎「俺だって…妹離れ出来てないC〜っ…!!」
そう言って目に涙を浮かべる慈郎。
若「……お前がずっと芥川さんと一緒にいたように、芥川さんだってお前と同じ時間だけいたんだ。」
そう言って歩み寄る。
若「お前は覚悟をしてこっちにきたかもしれないが芥川さんはいきなりだったんだぞ?何も言われずに…。…そのことも少しは考えてやれ。」
そう諭してくる若。
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レッドび〜ん - 面白いです!更新頑張って下さい、応援してます(^^) (2015年4月10日 17時) (レス) id: a96445016c (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - バカテスもテニプリも好きなので嬉しいです!更新頑張ってください(*'v') (2015年4月6日 15時) (レス) id: e3e921bc0a (このIDを非表示/違反報告)
ソプラノ♪アルト(プロフ) - めっちゃ面白い!!!更新楽しみにしてます♪ (2015年4月4日 16時) (レス) id: e7bf96a70d (このIDを非表示/違反報告)
アトラ(プロフ) - ジローとジローの妹が可愛いし早く続きが読みたいです! これからも頑張ってください! (2014年1月5日 15時) (レス) id: 8566e00331 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 更新がんばれ~p(^-^)q (2013年12月12日 0時) (レス) id: 9a24fc984e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:希 | 作成日時:2013年8月7日 4時