19話 ページ21
スタッ───
地面に降りて辺りを キョロキョロ(・д・ = ・д・) して椿兄さん達を探す。
椿「あ、姐さん!」
『椿兄ぃー!』
僕は小さな子供みたいにはしゃいで行く。
───ギュッ!
椿「A姐さんは元気だね」
『椿兄も元気で良かった!』
ベル「つばきゅん、A、お腹減ったよー」
『御免ねベル、さっ!中に入ろ?』
オト「……Aさん……早く行こ…?」
『うん!(ニコッ』
オトギリことオトちゃんと俺は優しく手を繋ぎ店内に入っていった。
ベル「つばきゅんは又稲荷?飽きないねぇ…」
椿「姐さんも稲荷だけど…?」
ベル「……え?」
ベルは僕の手に持っているお寿司を見て眼をぱちくりさせた。
『〜♪ ベル、稲荷美味しいよー!』
姐さんまで……と言いたそうな顔をしていたが…
其処はあえて触れないでおこう…w (←おい!
オトちゃんは卵
ベルは鮪、椿兄と私は稲荷。
10皿(全て稲荷)食べ終わると俺は口を拭いた
『やっぱりここのお寿司美味しいね。椿兄!』
椿「そうだね。…さてと、そろそろ帰ろうかな…?」
『…?そうなの?』
椿「うん。ヒガンやシャムに留守番させちゃってるしね」
『……そっか…』
ポフッ と椿兄が俺の頭に手を乗せて撫でた。
『……?椿兄?』
椿「大丈夫だよ。又連絡するから…ね?」
『…うん!(ニコッ』
椿「じゃあね (ニコッ」
天気雨の中椿兄達は コツン…コツン… と椿兄の下駄の音と共に静かに姿を消していった…
……近くの路地に姿を隠したのだろう。
狐の嫁入り……綺麗…
─・─・─・─・─・────
椿さん→椿兄
8番目 憂鬱の
ベルキア→ベル 若しくは ベルベル
オトギリ→オトちゃん
シャムロック→シャム
咲哉→咲哉
ヒガン→ヒガン
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時