18話 ページ20
中也さんに仕事しろとは言われたけどさ…?
なにせ、そんな真面目なことやったことがない。
……で、今の状況を云いますと…。
中也さんの部下達から預かった書類の山を彼が居る幹部室まで運んでますー。
『しっかし、重いなぁ… (ボソッ』
ザザッ──
垂れているマフラー(?)みたいな布を黒い刃にして自分の前に出しその上に半分書類を乗せた。
『おお!意外に運べて便利…!』
マフラーの布を刃にしただけなのに凄いなぁ。
───
.
──
prrrr…prrrr……
おぉぉ。まじか。
今、出れないよ…僕。
急いで幹部室に行き勿論…無断で入って来たことに驚いてる中也さんは放置!
そして近くの机に書類の山を置いて電話に出た。
椿「ちょっとー!!姐さん最近出るの遅くなったんじゃない?」
『御免って椿兄…ポテチ食べてたら出るのが遅くなっちゃったんです』
椿「そうなの?もぉー!」
電話の向こうで プンスカo(*`ω´*)o 怒っている椿兄が可愛いと思った俺……。
…といきなり元気な声が……。
ベル「やっほぉー!姐さん!!元気ぃ!?☆」
「……?!」
『ベルベル…相変わらず元気…だね』
いきなりの声に吃驚してスマホを床に棄てて、
俺は キーン となる耳を押さえてベルベルことベルキアに床で項垂れながら言った。
椿「もぉ、ベルキアはー。姐さんが驚いてるよ?」
ベル「御免よォ…姐さん (/´△`\)」
『だ、大丈夫…。元気は良いことだから…』
スマホを手に取るとベルベルと会話し始めた。
『其れで…?ベル、椿兄、僕に何の用かな?』
ベル「えーとね、つばきゅんが今から一緒にお昼食べに行かない?って」
『あー……』
俺は一回中也さんを見るが、噺に着いていけてないのか
ポカーン( ゚□゚) としている。
ベル「どうしたのー?」
『ううん!何でもない!行く!』
ベル「OK!其れじゃあ何時もの寿司屋にねー!」
『分かった!』
.
俺は中也さんの窓から飛び降りリードを出して椿兄達が待ってる寿司屋に向かって行った。
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時