15話 ページ17
『……
.
後ろに垂れていた布は黒い刃とかし
『久し振りだな…。今宵は赤い
上の窓から見える月からは淡い光が僕達を照らしていた。
首領らしき人が手をあげると皆拳銃を此方に向け発砲する……が…____
『……そんなもの…?』
弾丸は2本の刃によって弾き返され地に落ちていく。
「「な……?!」」
「全て弾き返され…た…!?」
「…っち!何してるんだ!早く殺っちまえ!」
「「「…は、はい!」」」
部下達は今度は拳銃にサバイバルナイフを手に持つ……
人数は…ざっと90といったところか…。
ま、別に殺るにかわりはないし…。
とっとと済ませて帰ろっと。
────ドドドド…!!
『はぁ…』
ズズッ… と僕の背後からは黒い狼が現れ自分の前に立った。
『さあ、
「ウォ──!」
「「「「……っ!!」」」」
ダッ! と二人同時敵に向かって走ると慌てて発砲したり、
刃を此方に振り下ろす…。
──ザシュッ!
「「ぐあっ?!」」
回りにいる奴等の背後や地から刃を突き刺し殺す。
──ブシャア…!
「うぁ…!」
発砲する奴は蒼との連携プレイで背後から倒し……
──ドガッ!
「「「がはっ!」」」
ナイフで向かってくる敵を蒼が蹴り地に叩き落とす。
──ザシュッ!
「「ぁがっ…!」」
残りの数人は頸や腹に刃をたて血の雨を降らせる。
スタッ…
『……案外あっさりだったな…蒼。』
「ワオオ───ン!」
『有難う… (ニコッ』
頭を撫でると眼を細めると青い文字が光り蒼は消えていった。
.
『……其れで、其処にいるのは誰だい?』
壁に凭れて此方を伺うのは……
120人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時