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33話 コートに入りなさい ページ34

全面コートのリングが降りてくる。


タイマーの位置や、ベンチの位置、色々な道具を移動させなければいけないことになってしまった。






「......黄瀬!ちょっと来い!!」




監督が涼太を呼び出す。
となると、早速涼太の出番かな?





「黄瀬が出るか...」


『そうみたいですね。それと笠松先輩、私の言ったこと覚えてますか?』


「...全力でやってきます...」


『よろしい!次気を抜いたら、とーっても気持ちいいマッサージしてあげますね!』


「!?おい、それだけはやめろ!!!ちゃんとやるから!」





これを言うと、幸ちゃんはすぐに顔を青ざめる。
幸ちゃんは言うには、私がするととても痛いみたいです。
普通にマッサージする分には、気持ちいいって言うんだけどね。





『まあそれはさておき...ゴールっていくらぐらいするんだろう...部費のやりくりが...』


「学校側が出してくれるといいんだけどな...」



珍しく幸ちゃんは、私に同情している。




「つーか、もう黄瀬のギャラリーができてきやがった!うるせえんだよアレ!」


『私が笠松先輩のギャラリーになりましょうk「いらん」...即答は辛いですよ?』





しょんぼりとした顔をしていると、幸ちゃんはこの間の様にポンポンと頭を撫でてきた。



「俺だけじゃなくて、海常を応援しろよ?」




試合始まるから行ってくる、と言い残して、幸ちゃんはコートの中に入っていきました。


...もちろん応援するに決まってるよ。





「白川さん、よかったね!」


「笠松先輩イケメンだな!」


「笠松!白川はまだ渡さんぞぉ!!!」


「ちくしょうリア充め!!!」


「Aっち本当なんで付き合ってないんスか!?」




ベンチにいた人達や、2階ギャラリーにいた部員達が、女子の様にキャーキャー言っている。

ん、今監督いなかった!?
お父さんみたいなこと言ってたよ!?





『って、涼太はさっさとコートに入りなさい!!』





海常高校男子バスケ部は今日も皆仲が良いです。

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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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笠松もみじ(プロフ) - ハチ公のままさん» 面白いと言っていただきありがとうございます!そしてわざわざ間違っている所を教えてくださってありがとうございました!射手座と勘違いをしておりました...すぐに訂正させていただきます! (2017年12月30日 11時) (レス) id: a42261d885 (このIDを非表示/違反報告)
ハチ公のまま(プロフ) - 話がとても面白いです!しかし、11月は山羊座ではないです… (2017年12月30日 10時) (レス) id: 76036e92ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよ子 | 作成日時:2017年9月30日 23時

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