【黒バス】虹村の彼女は……赤司の姉でした☆

―９― ページ9

「ほんと、困っちゃうなー
　後輩さんには」
と、Aはため息まじりで言った。

「そうだな…
　けど、あいつ等…スゲェ奴になると思うな…」
と、虹村は不意に思ったことを口にした。

「そうなの？」
「あぁ、あくまで俺の予想…だが」
と、今後のバスケ部の話をしながら帰ったのであった。


・


虹村と別れたAは真っ直ぐ自分の家に帰った。

「ただいまー」
と、家に入るなり言った。
「あ、お帰り」
と、弟が帰宅していた。

その声を聞き自分の部屋に行こうとしたが…

「ねぇ、主将とカレカノになったきっかけって何？」
と、後ろから問いかけられた。

「？…なんで？」
「いや、なんとなく…好奇心？」
「好奇心…ねぇ」
と、Aは呟いた。
なんとなく今日は、彼氏との出会いとか話したかったから…
ちょっと間をあけてＯＫをした。

「じゃあ、着替えてくるから…
　ちょっと待ってて」
と、言うと私は階段を一段飛ばしでかけあがった。

―１０―→←―８―

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す