検索窓
今日:23 hit、昨日:26 hit、合計:84,289 hit

―17― ページ17

暦は7月に入り帝光中学校も夏休みに入っている。
ニュースで話題なのは『最高気温』のことばっかであった。
そんな暑い日にも変わらずにバスケ部の練習はある。
そのバスケの練習後校門の前での赤司の一言がことの発端である。


「よし、夏学習合宿をしよう。」
赤司は腕組をしてカラフルな髪の色をしている6人に言った。

「夏学習…合宿ですか?」
と、黒子は赤司に問いかけた。

「あぁ、特に…
 涼太と大輝は絶対参加だ。良いな?」
「えぇー、モデルの仕事があった無理っスよー」
「俺もパス」
と、二人は嫌々と駄々をこねている。

「ん? 二人とも…
 俺の言うことは?」
と、赤司はニッコリと満面の笑みを浮かばせ言った。
圧力に負け二人は声をそろえ「ぜ、絶対でーす」と言った。

「よし、みんなはどうだ?」
と、赤司は言うと他のメンバーもOKサインをだした。

「で、いつにするの?」
と、桃井は赤司に聞いた。

「あぁ、これはあくまでも『学習』のためだ。
 が、本当の理由は…これだ。」
と、赤司は言いながら自分のかばんから一冊のノートを取り出した。

「これは、何なのだよ」
と、緑間はそのノートを指差し言った。

「あぁ、
 今度姉さんと主将がお泊り会を開くらしい!!」
と、赤司はキメ顔で言うと周りの6人は「おぉ」と言った。

「あの、それって赤司君。
 ストーカーじゃ」
と、黒子が言いかけると赤司が「じゃあ、テツヤは来なくて」と、
いいかけると、即黒子が
「いえ、是非行かせていただきます!!」と、言った。

「よし、じゃあ…
 その他はメールで伝える。」
と、赤司は言うと一人帰っていった。


「こ、怖いな赤司…」
と、青峰は赤司の背中を見ながら言った。

「あぁ、さすが
シスコンと言ったところなのだよ。」
と、緑間も同意した。

「でも、皆さんはAさんの事好きなんですよね?」
と、黒子が問いかけると
「勿論、好きではなくてヤバイぐらい好き!!」
と当たり前のように言った。

「てか、お菓子買いに行きたいんだけどー」
と、紫原がさっきまで持っていたお菓子の袋を小さく畳みながら言った。

「うん、じゃあ
 コンビに行こっか。」
と、桃井が言うと残りの人たちは楽しく喋りながら
コンビニに向かった。

―18―→←―16―



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
設定タグ:虹村修造 , 黒子のバスケ , 帝光中学校   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エルザ - 新しいの書きました! (2014年1月4日 20時) (レス) id: 4b1d2ce4ad (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんは!更新ふぁいとです(*^o^*) (2013年11月27日 2時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - おぉ〜っ!早速拝見しました!やっぱり虹村先輩はいいですね!! (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんはです! そうですか!?よかったです(≧∇≦) (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
エンゼル☆パイ(プロフ) - 征花さん» いえいえ、たくさんコメントをいただきとってもやる気が出てます(笑) (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7729d9e5d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エンゼル☆パイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ennzerupai/  
作成日時:2013年9月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。