元刀剣女士が審神者になる【刀剣乱舞】 (ページ4)

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2，今やることをページ4

ひとまず審神者部屋へたどり着いた。

中は思ったよりも綺麗ではあったけど、やっぱり空気が悪い。前の主の霊力も感じる。
私の霊力で浄化したいところだ。

まあでも、ここは後回しでいっか。
それよりも、しないといけないことがいっぱいある。

まず、今日の夕飯のための買い出し。

手入れのための資材は…あるはず。

うちの主は、手入れは全然使わずに鍛刀にばっかり使う人だったから、まだ残ってると思う。

足りなかったはそれはそれで、私の霊力だけでも、なんとかはなるし。

「仕事で必要なものは、夜に直接届くって言ってたし、とりあえず万屋へ向かうか。」

部屋を出て、転送地点へと向かった。

基本、審神者が一緒に居るか、もしくは審神者の許可がないと、刀剣は万屋へは行けない。

ましてや、ここの本丸は、畑も使い物にならないくらいに荒れていた。

だから、さっきのまんばちゃん達はご飯も食べずに、あんなに痩せてしまっていたのだ。

刀剣の体は、食べなくても生きてはいけるが、エネルギーを補給できない分、動きや体力は落ちてしまう。

彼らは今、その状態。

だから、とりあえずみんなにはご飯を食べてほしい。
じゃないと、手入れだけをしても元気にはなれない。

でも、どうだろうな…。
審神者の事をあんなにきらってるみんなが、果たして食べてくれるだろうか。

「…まあ、まあ、作ってみなきゃわかんないよね！うん。」

転送装置に手を触れると、周りに桜吹雪が舞い上がった。

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？「…あれが、新しい主さん？」