第16話 珍しい ページ20
私は昨日、二度も死んでしまった。
【人形探し】が終わらない限り、永遠に繰り返される。
再び、19日が始まり、新しい痣も増えた。
苦痛に耐えながら私は玄関を開けた瞬間、
貴「おはよう・・・チョロ松とトド松」
チョロ松とトド松が居たのである。
貴「二人が朝早く私の家に来るなんて珍しい・・・どうしたの?」
私は二人に問い掛けると、
チョロ松「昨日はありがとう・・・僕達を守ってくれて・・・」
貴「別に良いって・・・二人が死ぬ所なんて見たくなかったから・・・
ところで・・・私と別れた後、おそ松は見つけたの?」
チョロ松「Aと別れた後、西棟の一階でおそ松兄さんと偶然バッタリ会った」
貴「良かった・・・」
トド松「でも・・・その後・・・僕達も殺されたけどね・・・」
殺されない・殺されたって言うよりも、何より一番許せない事が一つあった。
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あの後、おそ松達と玄関で合流をした。
in 教室
カラ松「・・・」
一松「イテテテ・・・何をするんだよ!クソ松!!」
一松の襟元を掴んだ後、一発二発殴るカラ松。
トト子「いきなりどうしたの?カラ松くん!?」
トト子ちゃんは殴るカラ松を止めようとしたが、
おそ松「取り敢えず、カラ松が何で一松を殴ったのか理由を聞こうか」
おそ松がトト子ちゃんの腕を掴み、カラ松にそう問い掛けた。
貴「・・・」
カラ松「【赤い人形】に追われている時、
俺以外にトド松を押し付けて逃げたって聞いたぞ」
貴「・・・え?」
貴(トド松も一松に押し付けられてたっていう事・・・?)
カラ松の発言を聞いた私は、トド松の顔を見た。
カラ松「何を考えているんだ!百歩譲って俺を押し付けたのは良しとしても、
トド松を押し付けた事に俺は怒っている!!
幸い、Aがトド松を助けたから良かったけども・・・
もし、トド松が死んでたらどうしていたんだ!!」
カラ松が怒っている姿、初めて見た。
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アヤト - からだ探しはよんたことないんですけどこの小説面白いです! 更新まってます! (2019年3月25日 17時) (レス) id: a65dfca6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 莉奏さん» コメントありがとうございます!「カラダ探し」が元になって話を進んでいます!この作品の為に面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからも頑張って行こうと思いますのでよろしくお願いします! (2018年3月15日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
莉奏 - あーー!面白いです!カラダ探しが元ですか?原作を読んでみたかったんですけど、その前に大好きなおそ松さんver.で読めるなんて…幸せです!早く全部読まなくちゃ…! (2018年3月14日 22時) (レス) id: b00c6a29df (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 不思議の国のふりりさん» コメントありがとうございます!その話が元に進んでいます!この作品を面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからもよろしくお願いします! (2018年2月4日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のふりり(プロフ) - カラダ探しが元になってるんですか?面白いですね! (2018年2月3日 20時) (レス) id: 36cd382f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アニ魂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yultuki-na
作成日時:2017年11月6日 19時