【おそ松さん】赤色の人形【ホラー松】第一章

第９話　二手 ページ13

そして、放課後・・・



トド松「僕達・・・また・・・【人形探し】をさせられるんだよね・・・」



「「「「「「「・・・」」」」」」」



トド松の発言に黙り込む私達。



カラ松「取り敢えず、【人形探し】を少しまとめてみよう。

　 【人形探し】の最中、また【赤い人形】に出会ったら、

　 振り返らずに逃げなければならない。

　 もし赤い人形に殺されてしまうと・・・？」



一松「また、あの苦痛と痛みを味わい、また１９日に戻る事になる」



カラ松「後、調べたら【赤い人形】は背中にしがみ付き、歌を歌うらしい。

　 歌い終わったら、その後、殺されるという噂もあるが・・・

　 取り敢えず、今ここで、まとめても意味が無い。

　 スタート地点である玄関で最初の動きを決めよう。

　 玄関の門が開いた瞬間、二手に別れて行動に入ろうと思う」



十四松「二手・・・？」



カラ松「俺とチョロ松と十四松とトト子ちゃんの班と、

　 おそ松と一松とトド松とAの班で別れて行動に移ろう」



チョロ松「二手に別れてどうするの・・・？」



カラ松「俺達は玄関に入って東側の棟を、おそ松達は西側の棟に行き、

　 ここの校舎は４階建てだ。一人が１フロアを調べればすぐに終わる」



トト子「もし・・・【赤い人形】が現れたらどうするの？

　 それでも、探せって言わないよね！？」



カラ松「昨日の夜、校内放送で【赤い人形】の居場所を知らせてくれた。

　 つまり、現れる場所が分かる。

　 もし、【赤い人形】が来た時はその場から離れた方が良い」



貴(カラ松・・・凄いなぁ・・・

　 こんな状況なのによくそこまで考えられるなぁ・・・)



そう感心しながらカラ松を見ていた。



おそ松「取り敢えず、カラ松が言った通り、二手に別れてみよう」



十四松「うん・・・」



トド松「そう・・・だね・・・」



貴「・・・」

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