シリウスへの誓い ページ25
「眼鏡を外すと別人…格？別の人になるってこと？」
那月に仕事のオファーが来た
それはいい事なのだが普段の那月とは全く違うイメージに疑問を持った
そして林檎から「割り込みLive」を観てオファーをしてきた話を聴き、隠さない方がいい、と判断した翔により那月の別人格『砂月』が明かされた
音「なーちゃんが言ってたこと、当たってたね…」
『……この人なつきじゃないね…』
放送を観ていたなーちゃんが言った『那月ではない』は見事に正解であった
「なんて言うか……あの人、悲しそうな目をしてた………」
その言葉に何も言えなくなるが、今回仕事を受けたのはあくまで『那月』である
翔「とにかく、砂月になったら誰にも止められねぇ……那月に戻すには眼鏡をかけるしかねぇんだ」
「でも……那月、多分」
春「…砂月さんのイメージを求められます……」
「那月、傷ついちゃうよ……!!」
翔「それでも、彼奴が自力でやるしかねぇだろ……」
那月に事実を話せないここにいる全員には翔の言葉に黙るしかなかった
＊＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊＊
しかし最悪の予想は当たり、なーちゃんと翔、音也、トキヤが現場に来た時には『砂月』が現れ眼鏡を掛けることを拒む
その間になーちゃんは木登りをし上に移るタイミングを窺う
音也が特攻で眼鏡を掛けようとするが交わされる
メンバーの連携も避け逃げようとするが、そこに砂月に比べて小さな影が立ち塞がった
砂「……チビ、そこを退け」
「イヤ!!絶対動かない!!」
砂「俺が那月の代わりになるんだ、退け!!!!」
那月がなーちゃんを大事にしているのを分かっているためか珍しく手を出さずに話す
「それでも那月じゃなきゃダメ!!那月のお仕事は那月がしなきゃダメーー!!」
一か八かの賭けで止まることを予想したなーちゃんは近くの茂みから枝を急成長させて砂月の腕を縛り付けた
翔「ナイス!!!!」
その隙に眼鏡を掛けようとするが砂月は枝を引きちぎり翔を避け飛び降りる
そして下にいた3人を網で足止めし建物内に入ろうとするが春歌がドアを押さえつけ阻止しようとする
追いついた残りのメンバーに分が悪いと思ったのか砂月は春歌を中に引き入れ鍵を閉めて去った
音「七海!!」
翔「おい、砂月!!」
しかし返事は無く、もう既に去っていった様である
「……大丈夫かな……？」
木を伝って降りてきたなーちゃんが呟くが今ここにいる全員には為す術もなく警備員に連絡して開けてもらうこととなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ沿い」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妄想girl(プロフ) - 本当にお待たせしました。取り敢えず衝突の部分だけ更新しました。残りは明日更新します。それでは (2017年7月6日 1時) (
レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - 本日は一気に更新、公開デーです！人間としての名前もついたので取り敢えずホッとしています…歌は早見沙織さんの「そらいろ」を拝借しております！そして明日は第1回セシル回を更新します!! (2017年6月27日 16時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
