碧の国 ページ14
最初に訪れたのは海の底の底の国だった。
リザード「ここは碧の国って言ってな、俺のお得意様もいるんだ」
バイクに乗っていた時に聞いたがリザードは商人らしい。旅先で買った物、交換した物を別の場所で売ったり、交換に使ったりしている
リザード「さてと。荷物運びお疲れさんw」
俺は荷物持ちをやっている。ここは大きな城だった。この国の中では一番大きい。
リザード「お前はテキトーに散策していていいぞー。ここは優しい奴らばっかだからな」
リザード……師匠はそう言うと衛兵達と城に入っていった。
俺はここの散策をしていた。すれ違った人達は皆優しく挨拶をしてくれる。確かに優しい。
それにしても見た目が若い人達ばっかりだ。ここは美容面がいいのだろいか。だがこの時俺は知らなかった。
この人達が、この国が、美容面がいいどころの話ではないことを…。
?「うわぁぁぁぁっ!!!」
突如、後ろから大声が聞こえた。反射的に振り替える。そこにあっのは
イフ「……あ」
水馬とそれに乗った女の子だった。
?「ごめんねぇ!!大丈夫だった?痛くない?」
イフ「あ、ああ…」
あの時、何か赤いものが俺を守ってくれた。そのお陰で何とか助かったがその後にあの女の子が腹に頭からダイブしてきたのだった。
?「良かったぁ…。あ、言い忘れてたけど僕は水羽虎紅(みずは とらこう)!!宜しく!!」
イフ「俺はイフ…。それで何で慣れない水馬なんかに…」
虎紅はどや顔で腰の脇に両手を付けて言った。
虎紅「お城から逃げたからだ!!」
数分後……
イフ「師匠、コイツ、城から逃げ出してきたらしいです。どうしまょうkーイデッ!?」
リザード「バカ野郎ぉぉぉぉぉぉぉっ!!この方を誰だと思っていやがる!!この国の姫、いや女王の虎紅様だぞ!!」
俺は片手に虎紅を持って城から出てきた師匠に見せた。そして殴られた。
イフ「はっ!?コイツがっ!?」
リザード「全くお前は…。虎紅様、大丈夫ですか!?コイツに何もされませんでしたか!?」
虎紅「うん!!オジサンが僕に告白して成功した回数と同じくらいだから!!」
リザード「イフーーーー!!虎紅様にどんだけ酷いことをぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
イフ「のわぁぁぁぁぁぁっ!!!」
虎紅「あれ?零回って意味だよ?」
リザード「へ……?」
あ、師匠が白くなった。
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遡久野(プロフ) - うむ。ものすごく面白かった。一応続き楽しみにしてるからなぁっ?! (2015年12月26日 1時) (レス) id: dfc3f4d26e (このIDを非表示/違反報告)
アカ(プロフ) - 虎紅さん» ありがとうございます。たまにはホームページにでも遊びに来て下さいね……? (2015年12月20日 19時) (レス) id: 88c7bc21b1 (このIDを非表示/違反報告)
虎紅 - イッフゥゥゥン!!最近光ノ来れてなくてごめん!!久々にみたけど面白かったよ!! (2015年12月19日 12時) (レス) id: 13f5557f4b (このIDを非表示/違反報告)
皐 - 面白ったです^^続き楽しみにしてまーす。 (2015年2月3日 18時) (レス) id: 5b124350dd (このIDを非表示/違反報告)
星野 鈴 - 最高です!!☆ヽ(最´∀`高)ノ★更新頑張ってください!! (2014年12月12日 19時) (レス) id: fee17f8af9 (このIDを非表示/違反報告)
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