2 ページ37
・
「ぼ、僕、滅多に外に出なくて……。北ちゃんが、家に弁当を忘れたらしくて……」
「北ちゃん？」
「……幼なじみのこと。で、その弁当を届けに行くんだけど……」
道に迷っていたと。
「知ってる所なら、案内するけど……。その前に、君の名前は？」
「……命。
「命ちゃん、か……」
素敵な名前だな、と思う。
「私の名前は澪戸A。それで……その、北ちゃんがいる所は？」
「夢ノ咲学院、アイドル科……」
「……え？」
「へッ？」
夢ノ咲学院のアイドル科なら、私と面識があるのでは。
「……北ちゃんのフルネームは？」
「北斗。……氷鷹北斗」
「……嘘だろ」
北斗の渾名が、北ちゃんとは。
「弄ってやろ……」
「え、あ、北ちゃんを弄るのは駄目ッ」
命ちゃん、よっぽど北斗のこと好きなんだね。
「……よし、行こっか」
「うんッ」
何でこんな可愛い子のこと。
「北斗は何も言わなかったんだろう……？」
「え？」
「あ、いや。何でもないよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和花(プロフ) - 琥珀さん» うん、行ってら(笑) (2018年6月30日 18時) (
レス) id: 1e9cdb3643 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - ちょっくら、携帯ショップに行って来ます、、、（どこかに不備があればマネーがぁぁぁぁ、） (2018年6月30日 18時) (レス) id: 8b75b46b29 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - おー、スマホが壊れとる (2018年6月30日 18時) (レス) id: 8b75b46b29 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - おひさー(^q^))やっと地獄から逃げて来れたよぉ。 感想、、、スバルのパーカー貰えるなんて、、、主人公がチョー羨ましいゾっ！ (2018年6月30日 18時) (レス) id: 8b75b46b29 (このIDを非表示/違反報告)
和花(プロフ) - 琥珀さん» おひさー！顔死んでるけど、大丈夫？(笑) (2018年6月30日 18時) (レス) id: 1e9cdb3643 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和花 | 作成日時：2018年6月24日 17時
