【おそ松さん】大丈夫だって言ってるじゃん

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先「今日は転校生を紹介します。Aさーん」





ｶﾞﾗｯ




「.........今日から、1-A組に新しく入ります、増田Aです！」





クラスを見渡せば、知らない顔がたくさんあって



あぁ、本当に転校したんだな私


と実感した




…なんだかなぁ、複雑




だって、前の学校では散々嫌われてたし

この学校でもなぁ…って




先「じゃああの窓際座って、トト子！手挙げろ!」


ト「は、はい！」



先「あの子の後ろな」


「はい、わかりました」




トト子ちゃんはとてもかわいい顔で、ちょっと羨ましいって思ってみたり



…あぁ、いやその、他の子が可愛くないとかじゃなくてね




人を惹きつけるオーラというか。

とにかく私のオーラとは全く逆のものだ




なんか、悲しい…笑





「はぁ........綺麗な青空」




やっぱり窓側は最高


こんな綺麗な空を毎日眺められ、誰かの注目を集めることもない




でもなぁ、端っこでのデメリットの噂があったらしいんだけど


まぁそんな事知らぬ←




私は自分で自分を守ってく





ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ【○○先生、授業中にすみませんが職員室へ】





先「はぁ⁉マジかよ！ちょっと好きにしててくれ!」




『…ｳｴｰｰｰｰｰｰｲ！！！！！！！！』




どうやら、うちの先生が呼ばれたらしい



好きにって言われても、さっきクラスに来たばっかりで…




女「ねぇ、Aちゃん!友達になろ？」




…は？




男「俺も俺も!」




一人の女の子を中心に、人が群がってきた



席についているのは同じ顔の6人だけ



あ、松野ってあの人達かな




知ってる。今私の周りにいる人がどれだけ醜いかって



嫌いじゃないけど好きじゃない。私の中で人間に嫌いなんて言葉はない
興味ないだけだ




「ちょ、ちょっと待ってください.......」




私は、立ち上がって六つ子の方へ歩み寄った





？「.....なんだよ」


「.......松野さん.......ですか？」




全員私の方を向いた


勿論、六つ子も




？「そ、そうだけど」



「…お名前は？」



？「い、一松」



「一松さんですね、分かりました」




意外にすらすらと会話が進んだ


でも、分かるよ




他の兄弟の目は、私を見てるんじゃなく睨んでるって事





女「ね、ねぇ話そう？」
先「ｶﾞﾗｯいやーすまんすまん。よし、席座れー」




いい助け船が来た





…今日は、保健室に挨拶行こうかな

通えるように

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