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2話 ページ2

あの後審神者部屋に連れて行かれた。

やはり此処も汚かった。



部屋で彼から出された条件は2つ


・勝手に猿轡を外さない事

・移動する時は近侍、元い見張り役を1人以上置く事





勿論私は承諾した。









気付けば日は沈んでいて、
加州君は私にもう寝るようにと指示を出し踵を返す。



寝ている間に殺されるのではないかという不安はない。



広間にいた刀剣男士達の目は、
人間に対する憎しみが確かに宿っていた。

しかしそれ以上に、彼を心配する気持ちを多く捉えられた。


此処は、他のブラック本丸とはまた何かが違う。

そう感じながら眠りについた。









朝目が覚めると、目に入ったのは汚い天井だった。



私は溜息をつけない口からふー、と息を吐いた。


私は産まれた時から莫大な霊力を持っている。

そして本丸では、その霊力を使い
まるで魔法の様な事もすることが出来る。





私はこの部屋が綺麗になるイメージをし、
霊力を放った。


部屋にはまた光の粒がぽわぽわと広がり、
部屋が片付いていく。

しかし、まだ終わらないうちに部屋の障子が開いた。


驚いた顔の加州君と目があった。





「………………霊力でそんな事も出来るんだね」


ー使い切れない程の霊力がありますからね
普通の人は霊力不足で倒れます。

この後、この本丸も綺麗にしたいのですが
良いですか?ー





彼はまた少し驚いた顔をした後
着替えたら出て来なよ、と言って部屋を出た。


寝巻きからこんのすけに用意してもらった服に着替え
部屋の前で待機していた加州君の肩を叩く。





ーお待たせしましたー

「別に
あと、敬語要らないよ
書くの億劫でしょ」





で、どうやって掃除するの、と問う彼に
綺麗にして欲しい所を私と歩くだけで良いよと私は答える。









きらきらと光る霊力の粒は、
何かに打つかるとパッと弾けて辺りを綺麗にしていった。


時々加州君の様に私の霊力を感知した刀剣達が
部屋から顔を覗かせる。


本丸はとても広かったが、
どこもかしこも汚れていた。









掃除が終わると、日は真上に登っていた。


私のお腹がぐーっと音を立てる。





ーお腹空いたから、厨に行きたいんだけど
だめかな?ー

「別に良いけど、何も無いよ」





私は静かに頷いて加州君について行った。



冷蔵庫を開けると、本当に何も無かった。

卵の一個も、野菜の一欠片も

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設定キーワード:刀剣乱舞 , とうらぶ , 加州清光   
作品ジャンル:恋愛
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赤羽美海(プロフ) - 槝さん» コメントありがとうございます!!私的に三日月よりも初期刀の加州に「自分は1番古株だから、どんなに苦しくても頑張らなきゃ」って思ってたら萌えるな、と思い作りました。私も楽しく書かせてもらっているので、楽しいの共有が出来て嬉しいです! (2018年9月14日 18時) (レス) id: 49475d5f9c (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しく読ませて頂きました!ボス=三日月が多いのは同感です、自満で小説書くくらい思ってたので共感者がいて嬉しかったです* (2018年9月14日 7時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤羽美亜 | 作成日時:2018年7月25日 18時

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