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いやだいやだ、さみしいと玄関まで着いてきた彼にお願いだからいい子で待っててと最後までなだめ続けて家を出た。
いつもより少し遅くなってしまった為早歩きで会社へと向かう。
今まで起きてこなかったからこんなことになるとは思っていなかった。
(これからもうちょっと早く起きよう)
もし起きてきたときの攻防戦の為に準備をしなくてはいけない気がする。
間に合うか不安になりながら、小走りで必死に走った。
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朝一から慌てていつも通り来れなかったからか、何かとタイミングが悪く仕事が上手くいかない。
ギリギリに着いた為コーヒーを入れる時間もなく慌ただしく時間が過ぎていく。
相変わらず山積みにされていく書類の山。
アポ取りの電話、お茶汲み、コピー、戻るとまた書類の山。
(今日もお昼食べれそうにないなぁ)
小さく小分けされたお菓子を1口食べながら手を動かし続ける。
パンくらい買いに行こうと財布を持って最寄りのコンビニへと足を運んだ。
昨日家に帰る前に寄ったコンビニと同じコンビニに入ると目に止まったのは2人で食べたオリジナル製品のプリン。
(なにしてるかな...)
まだ拗ねているんだろうか。
テレビを見ることくらいしかさせてあげれないしなぁ。
時間を確認しようと時計を見る。
さみしい、と掴まれた腕の感触を思い出した。
適当にパンを選んで、買うつもりは無かったプリンも手に取ってレジを済ませた。
お昼休憩に人で溢れたオフィス街を歩く。
遠くに見えるショッピングモールのNEWオープンという服屋のポスターを見て、今日早く終われたら彼に服を買おうと思ってたことを思い出す。
その為にはとりあえずこの仕事を終わらせなければとパンを食べながら取り掛かる。
眠気も迫る14時過ぎ、コーヒーを頼まれ人数分のコーヒーを作って戻るといつもは居ないはずの別の課の上司がいた。
「おー、Aちゃん」
「お疲れ様です」
女子社員の人数は会社全体でも少ないからよく会うと名前はすぐに覚えられてしまう。
忙しなく手を動かし続けるお姉さんは私に意識がいったのがほっとしたように息をついていた。
「頑張ってるねえ〜」
「ありがとうございます...」
両手が塞がった私の両肩を揉むように触り、何かベラベラと話している。
構わず配ってくれというのでどうぞ、と頼まれていたコーヒーを置いて歩くのにも関わらず両手は私の肩に乗ったままだ。
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おかゆ*(プロフ) - 番外編ありがとうございます！小センラさん大好きだったので悶えました……無理しない程度に頑張ってください (2019年10月9日 12時) (
レス) id: 8572672a4d (このIDを非表示/違反報告)
関西風しらすぅ@坂田家 - 言葉喋るショタより何も喋らずに言葉理解してなかったり仕草で感情表現するショタの方が天使よな。まぁつまり神ってことよ。何のご褒美ですか。平日の夜中4時ににやけながらこれ読むってただの変態なんですけど。 (2019年6月6日 4時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - あのんさん» ありがとうございます！コメント頂けると励みになります(;o;)これからも楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年5月26日 20時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - とても好きです！！読む度癒やされてます！ (2019年5月26日 20時) (レス) id: 2726eacb2c (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - あーりんさん» 全然！！気長に待ってます！！ (2019年5月22日 0時) (レス) id: 106e1f2421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年5月17日 21時
