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いつまで肩に手を置いてるつもりなんだろう。
コーヒーを配り終え自分のデスクに戻りたいのに手を置いている張本人は上司と立ち話している。
上司もセクハラジジィと化す時がある為私を離さないのを咎めることも無い。
(早く離れたいな...)
失礼します、の一言を挟むタイミングが上手く計れず床を見てタイミングを待つ。
「じゃあ、Aちゃんも頑張ってね」
「！！」
終わりかけそうな会話にやっと離れられると思った矢先、ぽん、と片手が自分のお尻に触れられ鳥肌が立った。
笑顔でじゃあよろしくと上司に手を上げ自分の課に戻っていく。
落ち着け、こんなの日常茶飯事じゃないかと自分のデスクに戻り気持ちを落ち着かせる。
(そうだ...)
お昼に買ったプリンを給水室の冷蔵庫に入れて置いた事を思い出して給水室へ向かう。
1人で食べるプリンは昨日より甘く感じないけど、それでも彼を思い出す味に私の気持ちを落ち着かせるのには十分だった。
鳥肌がおさまった頃、何も考えないように必死にパソコンへと意識を向けた。
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「はぁ...」
大量の書類を一心不乱に打ち込み続けたら残業はしたものの大分早く帰れる時間に終われた。
普段の仕事終わりより多いサラリーマン達の波に紛れると早く帰れているんだな、と実感する。
会社のエレベーターを降り、駅へと足を早める。
いつもより早く帰れるし今日は少し手の込んだ物を作ろうか、それともまた違うスイーツを買って帰ろうか、彼の拗ねた顔を思い出しながら改札を抜けると背後から呼び止められた。
「Aちゃん」
「、、、お疲れ様です...」
(うわ、タイミング悪い、、、、)
顔を見ただけで鳥肌が蘇ってきそうだった。
午後に私のテンションを大幅に下げてくれた別の課の上司。
「 お疲れ様、今帰り？」
「はい」
改札を抜けてしまった為仕方なくホームへと足を運ぶ。
お願いだから違う方向であってくれという私の願いは虚しく同じ方面の電車のホームに足を並べることになった。
「Aちゃんは何駅なの？」
「〇〇駅です」
最寄りの駅を知られたくなくて2駅手前の駅名を言ってしまった。
「へー！近いね、俺は〇〇駅なんだよ」
「ほんとですね」
笑顔が引き攣る。
私の最寄りの隣の駅で絶対にバレたくないと警戒心が強まる。
他愛もない話をしていると電車が到着し、通勤ラッシュとまではいかないけれどそこそこ混んでいる車内に乗り込んだ。
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おかゆ*(プロフ) - 番外編ありがとうございます！小センラさん大好きだったので悶えました……無理しない程度に頑張ってください (2019年10月9日 12時) (
レス) id: 8572672a4d (このIDを非表示/違反報告)
関西風しらすぅ@坂田家 - 言葉喋るショタより何も喋らずに言葉理解してなかったり仕草で感情表現するショタの方が天使よな。まぁつまり神ってことよ。何のご褒美ですか。平日の夜中4時ににやけながらこれ読むってただの変態なんですけど。 (2019年6月6日 4時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - あのんさん» ありがとうございます！コメント頂けると励みになります(;o;)これからも楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年5月26日 20時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - とても好きです！！読む度癒やされてます！ (2019年5月26日 20時) (レス) id: 2726eacb2c (このIDを非表示/違反報告)
月希(プロフ) - あーりんさん» 全然！！気長に待ってます！！ (2019年5月22日 0時) (レス) id: 106e1f2421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年5月17日 21時
