検索窓
今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:11,189 hit

ページ14

*



『「「「「「…え?」」」」」』



数分後に帰ってきた十四松。
そんな十四松の両手に持っていた物を見た六人は唖然とする。



『「「「「「(はああああああ!?!?!?)」」」」」』



なんと、十四松が向かっていたのはキッチンだったらしく、
温かいクリームシチューを持ってきていた。
これを見た六人は驚くことしか出来なかった。



「あは…。あったかぁい!」



いつものような笑顔に戻り、十四松はスープを飲み干していく。



「(なんで!?なんで自分だけ温かいスープ!?)」



「(どうせ外行くならついでに灯油入れてこいよ!)」



スープを取りに行くぐらいの労力があるなら、
灯油を入れに行けと一松とおそ松が心の中で嘆いていた。
これは驚愕せずにはいられない出来事だ。



「はー!うまーー!!」



十四松は持っていた皿をその辺に投げ捨てて即座に丸まった。



「(んで寝たし!また離脱!?)」



「(十四まぁぁつ!?)」



『(もうめちゃくちゃ怖いよ十四松…!)』



「あ、そうだ」



また言葉を発する十四松に六人はびくりと身体が跳ねる。



「だからぁ、灯油が切れてんだって。





─チョロ松兄さん」



十四松はチョロ松に目を向けてそれだけ言い、また寝てしまった。
今までになかったまさかの指名制である。



「(な、なんで!?なんで指名したの!?
これでもう完っ全に俺が入れないとダメじゃん!何の恨みが!?)」



驚きを隠せずにその場から立ち上がるチョロ松に
おそ松はあくどい笑みを浮かべ、他の四人はガッツポーズをしていた。



「(俺、お前に何したんだよ十四松うううう!!!!)」



「あーもう…くそさみぃ」



「(十四松うううう!!!!)」



ということで、灯油はチョロ松が入れに行くということで幕を閉じた。

○ダヨーン族→←○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

びたー(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます。おそ松さんハマって自分のことのように嬉しいです😊この作品を読んでくれてとても嬉しく思います!ありがとうございます🙇亀更新ですが、これからも頑張っていきます。よろしくお願い致します🙏 (2022年9月24日 21時) (レス) id: 8be8dbacef (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 最近おそ松さんにまたハマり始めて占いツクールを適当に漁ってたんですが良作にあえて一気に見ちゃいました。これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2022年9月24日 18時) (レス) id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» コメントありがとうございます😊はい…!遂に続編来ちゃいました!これからもよろしくお願いします🙏 (2022年9月23日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - もう続編か...!! (2022年9月23日 15時) (レス) @page49 id: a3e7c7059c (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» 感情的になって言葉を崩してしまうハイ松くんを書いて不安でしたが、衝撃を与えてくれて気恥ずかしいです😌💞ありがとうございます😊 (2022年9月22日 13時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年9月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。