4話 ページ5
安心したのもつかの間、もう1度同じ様に尋ねられる
「俺が、どうしたってぇ〜〜?」
天若さんは、尋ねながら迫って来る
それに合わせて、私も反射的に後ろに退る
それも、硬い壁に当たってしまえばお終いだ
私は何と応えて良いのか分からず、やっと喉から絞り出したのは
『い、一緒にお弁当食べませんか?』
絞り出したその声は、緊張していたのか妙に上擦っていた
それでも天若さんは気にせずに、私の隣りに腰掛けて、お弁当を広げ始めた
「食べねぇのかぁ〜〜?」
呆然と天若さんを眺めていた私を不審に思ったのか、天若さんは怪訝そうに聞いてきた
『……いただきます』
1人でご飯を食べるより、誰かと一緒の方がご飯が美味しく感じる
あれは本当の事だと思う
現に今、普段より作った物が美味しく感じているのですから
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ゆきん子(プロフ) - ユナさん» コメントありがとうございます!頑張らせて頂きます! (2016年12月25日 14時) (レス) id: 3cb9fc0f15 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - とても面白いです。更新頑張って下さい!応援しています! (2016年12月25日 14時) (レス) id: fd4872449f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきん子(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます!楽しんで下さって何よりです! (2016年12月18日 9時) (レス) id: 3cb9fc0f15 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ - 面白かった (2016年12月18日 7時) (レス) id: 450833dcd2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきん子(プロフ) - 田崎ユリナさん» ありがとうございます!面白いと言ってくださって非常に光栄です!頑張ります! (2016年12月15日 20時) (レス) id: 3cb9fc0f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白昼のアマリリス | 作成日時:2016年11月28日 8時