ワールドトリガーの世界で大暴れしたら2

玄界 ページ21

迅｢そうだぞ！｣

緑川｢すっげー、てか太刀川さん入院してたのに出水先輩八つ裂きにしてるんですか！？｣

迅｢まぁ、そうだね。｣

米屋｢緑川！ランク戦しようぜ！｣

緑川｢えー、先に迅さんとするー！｣

米屋｢お、俺はー！？｣

緑川｢出水先輩と！｣

米屋｢その後は緑川だな！｣

緑川｢はい！｣

スタスタ

迅｢ん？｣

忍田｢迅か、慶と出水ランク戦してるのか？｣

米屋｢はい！太刀川さんすごいですよね。｣

忍田｢心配だ…。｣

迅｢心配？｣

忍田｢あぁ。退院したばかりにいきなり体を動かして…。｣

米屋｢確かにですね。｣

迅｢大丈夫だよ忍田さん、太刀川さんなら。｣

忍田｢今回の遠征も少し不安だ…。｣

迅｢忍田さん…俺も遠征に行くことは可能ですか？｣

忍田｢そうしたいんだが遠征時にこちら側の世界が攻められそうなんだ。ガロプラと同じくらいのがな…。迅にはまた未来視のサイドエフェクトを借りたい。｣

米屋｢またですか？｣

忍田｢あぁ。｣

迅｢ですよね。太刀川さんたちが遠征で頑張ってる分俺も頑張るよ。市民、みんなの為にね。｣

忍田｢ありがとう、迅。｣

迅｢米屋、Aちゃんの事助けてね。｣

米屋｢絶対に助け出します！｣

緑川｢俺も、助けます！｣









美月｢あと少しかなー。｣

カイ｢あー！すっごい疲れる！｣

ルキヤ｢お疲れ。｣

ジョラ｢美月様、ご飯の時間です。｣

美月｢あ、本当だね。じゃあみんなあの部屋に集まろうか。｣

4人｢はい。｣





レット｢A、腹減るだろ？｣

A｢え、まぁ空いてますけど。｣

レット｢ちょっと待ってろ、飯とってくる。｣

ガチャ

A｢…。｣

…あれから美月はこの部屋に一度も入って来てない。それ程危険な装置を作ってるのかな。
残り3日…しか生きれないのかな…。嫌だな…
１回だけでもいい、もう一度みんなに会いたい…。喋りたい…戦いたい…。

ガチャ

レット｢よ、飯だぞ。｣

A｢あの、レットさん。｣

レット｢どうした。｣

A｢貴方はここに居て楽しいですか？｣

バリンっっ…

A｢…！｣

レット｢……楽しい訳がない…。｣

A｢…え？｣

…楽しくない？どういうこと？あ、久しぶりにツッコミたくなったな…私のご飯…。

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