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朦朧とする意識の中



必死に足掻いて、もがいて、





見上げた空は


まるで



この世界を焼き尽くしてしまうんじゃないかと


そう思ってしまうくらい、赤く染っていた。





けれど、絶え間なく

雫落ちるその"あめ"は



思わず息を飲んでしまうほどに透明で儚く




私はその気色(けしき)をこの目に焼き付けたかった。執筆状態:連載中















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作者名:空白。 | 作成日時:2022年12月30日 1時

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