要らない要らない、また明日 【おそ松さん】

要らない子19 ページ20

いた…



いたんだ




一松が




また嬉しかったって思うのは私が単純だから？






でも単純でもいい気がする





また昔のように笑えるなら





風邪なんて忘れてたけど()




ちゃんと休まなきゃ





月曜日は絶対に行く





心でそう決めた




ふいに一松が抱きしめてくれたのを思い出して





体温が上がっていくのを熱があるからって意味にして





朝方目を瞑ったのは言うまでもないだろう





｢温かかったな…｣






誰も受け止めてくれない言葉に少し不満を持ちながら





.





.





.




いつの間にかお昼だ




余った食べ物でなにか作ろうと冷蔵庫を開ける





｢あっ…｣




ふいに出た言葉は昨日のことを思い出させた




そういえば買い物…




昨日の私何も食べてなくないか





人間ってすごいなんて思いながら





ご飯を炊いておかゆもどきを作ってみた





いや、普通に美味しかったけどね？

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